ホッケ(ケンポナシ)は、なぜ二日酔いに良いの?その効能は? | キムソヒョン韓方クリニック公式ブログ

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アンニョンハセヨ

キムソヒョン韓方クリニックですニコニコ

 

12月に入り、忘年会などお酒の席も増えてくる時期。

みなさん❣️二日酔いへの対策は大丈夫でしょうか?

 

 

肝臓に良いとされる代表的な本草(韓方で使用される薬材の総称)はケンポナシ

韓国ではホッケ(헛개)と呼ばれていて、ドリンクとしても販売されているほど日常的に良く飲まれています。ウインク

ケンポナシは白い花がつき実を結びますが、薬に使われるのは実の部分

小さな丸い実が集まっている形がサンゴに似ている’ことから”木珊瑚(きさんご/목산호)”とも呼ばれたり、

木から採れる蜜として”木蜜(목밀)”と呼ばれたりもします。

ケンポナシの実は甘酸っぱい味で生薬としての名称はキグシ(枳椇子/지구자)です。

 

■ケンポナシの効能

ケンポナシは肝臓に良いですが、全ての人に該当するわけではなくお酒を飲む人の肝機能回復に役立ちます。ストレスや過労によって肝機能が衰えた場合には効果はありません。アルコールを分解するアンペロプシンという成分を多く含んでいるので、二日酔い解消に効果がありアルコール性の肝炎や脂肪肝にも良いとされます。

 

ケンポナシの実はお酒による肝機能低下に使われますが、ほかの部分も生薬として使われます。根である”枳椇根”は関節痛や筋肉痛に効果があり、茎の皮”枳椇木皮”は血液循環の改善に良いです。そのため昔から民間でもケンポナシと硫黄を食べさせたカモと一緒によく煮込んで食べると、関節炎に効果があると知られています。葉の”枳椇葉”は食材に良く使われます。主に茹でてサムチェ(包んで食べるための野菜)としたり、チャンアチ(醤油や味噌に漬け込む保存食)にしたりします。また樹液は肝臓や胃にも良いとされます。

 

■注意すべきこと

ケンポナシがお酒を飲む人に良いと言っても、ケンポナシだけを信じて過飲しては下も子もありません。またケンポナシは冷たい性質を持つ生薬なので、長期にわたって服用する場合お腹が緩くなることもあります。実に毒性はありませんが、茎の中には毒性の物質があるので注意が必要です。

 

 

キムソヒョン チャンネルHでもホッケについてご紹介しています^^

(今は韓国語のみです)

 

2020年もすぐそこ。

飲み過ぎにはくれぐれも気をつけて元気に新年を迎えましょう〜!音譜音譜

 

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