アンニョンハセヨ^^
キム・ソヒョン韓方クリニックのスタッフです
昔は春になると中国から飛んでくる黄砂で
空がどんよりしていましたが、
最近は黄砂も含めた埃全般を
ミセモンジ(미세먼지)と呼びます。
その中でも特に細かいのは、
チョミセモンジ(超ミセモンジ)
日本ではpm2.5と言いますよね?
韓国の歴史書『承政院日記』には、朝鮮時代の王”孝宗”が清肺湯で肺をきれいにしたという記録が出てきます。
孝宗は肺が弱く40歳と短命でしたが、生前に咳と痰でかなり苦労をしたそうです。
そんな孝宗が愛飲していたのが、肺をきれいにして咳と痰を止めた清肺湯(チョンペタン)”
肺に溜まった老廃物を排出しやすくしたのが”清肺湯”ですが、
自宅で手軽に作れる清肺茶でも代用できます!
■肺の健康に最悪・・pm2.5
私たちが1日に吸う空気の量は約1万リットルにも達するそうです。
最近のように一年中pm2.5が酷い場合は、肺に溜まるpm2.5の量は想像を超える量になります。
特に大気汚染は、世界の主要死亡原因の中で4位に挙がっているほどなので、
pm2.5が私たちの健康に及ぼす影響は致命的とも言えますね
■pm2.5が健康に及ぼす悪影響
pm2.5の影響ををもろに受ける器官は肺ですが、
肺は心臓と同じくらい重要な臓器。
肺は呼吸を通して酸素を受け入れて心臓を動かし、
心臓拍動を維持しながら熱くなる心臓の熱を冷めてくれる役割を持っています。
pm2.5が肺に付着して酸素供給に問題が生じると心臓が機能せず硬くなり、
狭心症、不整脈のような心臓疾患を引き起こす恐れがあります。
また、pm2.5は粒子が小さ過ぎるため肺にそのまま吸収されて血管を通じて身体中に広まります。
これが炎症を誘発しきれいな血液を濁らせ、べとべとした塊である血栓を生成させる。
血栓が蓄積すると脳梗塞、急性心筋梗塞、肺塞栓のような突然死の危険を引き起こす疾患を発生する危険性があります。さらに成長期の子どもは成長遅延や思春期早発症の可能性も高まり、妊婦は子宮の機能が低下し早産の危険を伴う恐れもあります。
■ 清肺茶の原理
韓方で肺をきれいにする処方としては黄耆鼈甲散、蔘蘇飮、杏蘇湯、清肺湯、二賢散、淸金降火湯などが有名です。その中で特に清肺湯は、家庭で作りやすい清肺茶で活用できます。清肺茶の材料は、オウゴン、バクモントウ、キキョウ、カンゾウ、杏仁、オンジなど全部で6種類の薬草を使います。
【オウゴン】
オウゴンは肺の熱を冷まし、天然消炎抗生剤の役割を持ちます。
一般の抗生剤が細菌自体を殺すものとしたら、オウゴンは細菌が生きることができない、きれいな環境を作ります。
【バクモントウ】
オウゴンと同様に肺の熱を冷まし、肺のうるおいを保つ慈潤作用を持ちます。これにより硬い痰を和らげ、排出しやすくします。
【キキョウ(桔梗)とカンゾウ(甘草)】
キキョウは咽喉痛の処方に良くキキョウと相性が良い薬草がカンゾウです。
キキョウは痰を無くして息苦しさを解消させ、カンゾウは喉の熱を下げる役割を持ちます。
【杏仁とオンジ(遠志)】
杏子の種を干した杏仁は咳を止めて喘息をなだめ、オンジは痰を排出し気道の繊毛運動を活性化させて肺を浄化させます。
■清肺茶の作り方
<材料>
水1ℓに対し
・オウゴン、カンゾウ、キキョウ 各8g、
・バクモントウと杏仁 各5.5g、
・オンジ 3g、
沸騰した水に材料を入れ、十分に煮出してから冷まして朝晩に飲みます。
*重量が正確に計れない場合、オンジを基準にして
オンジ1に対し、杏仁とバクモントウは2、オウゴンとキキョウ、カンゾウは3の比率にすると良いですよ〜
韓国語ですが、
清肺茶(チョンペチャ)の作り方を
キムソヒョン チャンネルHでもご紹介中です
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