お酒と睡眠の関係 | NCK WORLDへようこそ

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身体に関する事や日常の出来事などを掲載、致します。

この時期は忘年会などでお酒を飲む機会が多くなってきていると思いますが、飲み過ぎてはいませんか?

最近は無茶をしなくなった井上です。
大人の階段登ってるなぁ(笑)

少量のアルコールを飲むと、寝つきが良くなります。アルコールは脳の中で、興奮系の神経伝達物質であるグルタミン酸の働きを抑え、抑制系の神経伝達物質であるギャバの受容体を刺激することで、鎮静や催眠の作用を発揮します。

寝る前にお酒を飲むことが流行ってるのはこのためです。

しかし、多量のアルコールを毎日飲み続けていると、はじめにあった催眠効果が次第に弱まり、アルコールに対する耐性ができてしまいます。数日後には、飲み始める前よりも睡眠時間が短くなるため、睡眠時間を確保しようとしてお酒の量が増えてしまい、結果としてアルコール依存症になるリスクが高まります。

さらに、お酒を飲んだ夜は、トイレが近くなって夜中に目覚めてしまう人もいると思います。ビールをたくさん飲むということは、水分をたくさん摂っているということなので、その水分を出すためにトイレへ行くのは自然なこと。しかし、水分摂取量以外にもトイレが近くなる理由があります。

通常は寝ている間におしっこは作られないようにホルモンが分泌されるのですが、アルコールはそれを邪魔してしまい、睡眠の後半にトイレに行くために目が覚めてしまうことも。。。

アルコールには、ストレスを解消して気分をリラックスさせ、親密な人間関係を作るきっかけとなる効果があります。ですから、飲み方に気をつければ、人生に彩りを加えてくれるはずです。

寝酒よりも、夕食時に晩酌程度に抑えたほうがいいでしょう。さらに、週に1、2日は休肝日を作って肝臓を休めてあげましょう。