
時間の流れ方、空気感、
ベルリン、パリー、アヌシー、ニューヨーク。
すごく好きな映画に出会いました。
ドイツ・フランス映画、Ce sentiment de l'été
直訳すると「あの夏の気持ち」

最近なぜかフランス語が耳に心地良い。
英語・ドイツ語は学んだことがあるけれどフランス語は無いのに。
なんだか不思議。でも好き。

ベルリンで暮らす恋人同士のロレンスとサシャ。
サシャは勤務先からの帰り道突然倒れ病院に運ばれるも帰らぬ人に。
サシャの妹ゾエ、ゾエの旦那ダビット、両親、アヌークがフランスから来て
ロレンスの女友達ジューンが故郷のニューヨークから来て。
みんなサシャを亡くし悲しみに沈みながらも
乗り越えようと時間は流れていきます。
派手な展開やドラマチックな出来事は無いのだけれど
この何とも言えない空気感がとても好き。

ベルリン

ゾエの両親の家があるアヌシー湖畔
もう美しい。ゾエの息子ニルスがまた可愛い。
ゾエのパパとママもとても良い人。
ゾエはパリの小さなホテルで働いていますがそのホテルもまた好き。

そしてニューヨーク。
故郷に戻ったロレンス。ゾエがテネシーに行く途中に立ち寄ります。
その2人の時間もまた良い。
ロレンスは家族とも友達とも恋人の家族ともとにかく仲が良い。
こういう人間関係を築けるのはとてもいいなと思ってしまう。
私は人間関係を築くのがとても苦手だから。だから週末いつも一人で映画観てます笑
姉の誕生日パーティーに弟のロレンスもちゃんと参加するってすごく羨ましい姉弟関係。

ベルリン、ニューヨークは私にとっても大好きな街。
もう観ているだけでいますぐ行きたくなりました。
アヌシーも美しい。フランスもいいなあ。もうどこでもいいから海外に行きたい今日この頃。
そして音楽もとても良い映画。
猫のアギーレも可愛い。
「この映画好き!!」という作品に出会えると幸せを感じる。
そんな作品でした。