どうしても邦題のタイトルが長すぎて覚えられない映画ですが
すごく好みですごく良い作品でした
今年観た映画の中で一番好きです。
DVD買いたいくらい
グスタフ・クリムトの絵画「Portrait of Adele Bloch-Bauer I
(アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ)」の
所有権を巡り、
この絵画のモデルになったアデーレの姪で
ユダヤ人でナチスに追われアメリカに移住した
マリア・アルトマンと弁護士のシェーンベルクが
オーストリアを訴えるという実話に基づいた映画
弁護士=ライアン・レイノルズ
マリア=ヘレン・ミレン
記者=ダニエル・ブリュール
絵のモデルになったアデーレが
ネックレスをつけるシーン
この映画の好きなところ
・ナチス侵攻の時代背景
・ナチスに追われるユダヤ人
(決してナチスを応援しているわけではなくユダヤ人に興味がある)
・大好きなウィーンが舞台の一つ
・ドイツ語もあり
・グスタフ・クリムトの絵画が好き
・法廷ものが好き
・スピード感あるストーリー
・セリフにユーモアもある
・全体的に映像が美しい
・サクセスストーリー
・ナチス、ユダヤ人を扱いながらも血が飛んだり銃殺したりなどの
残虐なシーンは無し
個人的にヨーロッパの絵画が好きというのもあります
ナチスのおこなったユダヤ人迫害
この映画でもリアルに描かれています。
普通に暮らしていただけのユダヤ人が収容所に連れ去られ、
過酷な労働の挙句に殺されなければいけないのか、
国を追われて亡命なんてしないといけなかったのかと
こういう映画を見るたびに思います。
今ヨーロッパで起きている難民問題も
同じことなのではとも思います。
Behind the Scenesを発見
この裁判に懸けた若手弁護士も素晴らしいし
それを応援した妻も素敵
来月ニューヨークに行くので
このノイエ・ギャラリエで「Portrait of Adele Bloch-Bauer I」を
見られるといいな
