Lady Strawberry アパレル君 -91ページ目

第4話 上を向いて歩こう 後編

ペタしてね

「ダイイチロウ、留守電確認しないと、納得出来なそうなミズマの家に向かおう!」

「タク、悪いね」

三保の松原に近いミズマのアパートは、センシュウの家も近いので、ついでに見てきたいのだ。


「いや、ミズマは留守電、


ダイイチロウは天神屋の弁当、


ユカリさんはセンシュウへの連絡、


俺のスマル亭は無いが、ほぼ希望が叶うからね」

時折、上を見ては何かを考えているダイイチロウに、声はかけなかった。


考えは、伝わったから。


車内のBGMが、ラフィンノーズから、パールジャム、オフスプリングに替わったところで、


ミズマのアパートについた。


部屋は二階。


ドアに鍵はつけていない。


ドアを開けると、そのままウェスタンブーツで、つかつかと部屋に上がり込む。

「ミズマ、靴脱げよ。」


「ああ、いいんだ、俺んちアメリカだから」

「ダイイチロウ、こいつ、イカれてるな。」

「アメリカだからな。」

そのまま、ダイイチロウもブーツで上がり込む。

六畳の和室に三畳の台所のアメリカなんて知らない。
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