Lady Strawberry アパレル君 -81ページ目

第7話 吊し 前編

ペタしてね

三保街道のシェルに、車で突っ込んで死んだチェンチョン。

どうしてもイメージにあわない。

車は定員オーバーで、ドライバーは飲酒もあり、ハンドルをとられたそうだ。

車中には、チェンチョン含む大学生と、近所の女子高生数名が、びっしり詰まっていたそうだ。

なんとも、イメージに合わない。

マツダのうるさいサベージのけつに座り、狸寝入りをしながら考えても、


あいつが何で、その場にいたのか、わからない。

真面目で、人見知りが激しいあのチェンチョンが、


夜中に飲酒運転で、人数オーバーの車に、女子高生付きで乗って死んだ。

一緒にいた奴らも知らない。

死んだら何もわからない。

マツダと事故死現場に、煙草と缶コーヒーを供えて、


俺達は久能を抜けて、海岸沿いを、目的地もなく、焼津方面に向かった。

なんともやりきれない。胸が痛む。

だがセンチには、させてくれそうもない派手な族集団が、前方にいやがる。

「タクヤ!あのモヒカン達、あいつらか

・・・なんか腹立つから、突っ込むか?」

「モヒカンの前で、単車止めてくれ」

「ギョパッッて止めたるわぁ!」
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