Lady Strawberry アパレル君 -46ページ目

第18話 サーファー 後編

ダイイチロウは、大声で叫んだ。

「チクショー!」

朝の海は、その大きな声を飲み込み、何事も無いように変化しない。

「チクショーチクショーチクショーーーーー!!」

喉よ枯れろとばかりに叫んでいた。

ライダースを砂浜に叩きつけ、また叫んだ。

「チクショー!」

この時、ダイイチロウは、大きなストレスを抱えていたようだ。

あいつなりのやり方は原始的だが、効果があったようだ。

マツダも続けて叫んだが、何を言いたかったのか、聞き取れなかった。

「モト×※×★~!?」

マツダは、満足げな笑みを浮かべて、ダイイチロウを見ていた。

「マツダ、何て言ってんだ?」ダイイチロウが、不思議な顔で聞いた。

「ああ、適当だ」

「適当な言葉を叫んだのか」

「まぁな」

サングラスの下は、ニヤリとしているだろう。

こいつは、そういうアホなんだ。

さて、チェンチョンを誘って、サーフィンに行くか。