第23話 表と裏
角刈りのオッサンは、俺の懐でショートフックを寸止めした。
「タクヤ、ガキ共が追いかけて来てるぞ。」ニヤりと笑う顔が怖い。
知らない奴らが増えた。鍛え上げた体と角刈りが、警察じゃないかと思わせた。
茂みの中から木刀を持ったチンピラが現れ、すぐに振りかぶってきた。
俺は角刈りのオッサンとくっついた位置のまま、左から右のチンピラに向けて、サーフボードを振り回した。
オッサンは、またダッキングをして、俺の腰に手を回し、どっちの足か見えなかったが、チンピラに、バックキックを飛ばした。
サーフボードは、よけた木刀を吹き飛ばし、側頭部近くにあたった。
オッサンのキックは、空振りじゃないかと思う。
俺の腰を掴むオッサンの手から衝撃がこなかったから。
頭を抱えてうずくまるチンピラの後ろから、サングラスにアフロのチンピラが現れたが、俺一人でなく、仲間が頭から血を出してしゃがんでいるのを見て、走る勢いが止まった。
かけたボードを持ち直し、大振りに振り回したが、軽く避けられた。
サーフボードは、武器にならないなと、崩れた体制で感じた。
角刈りのオッサンは、俺を見てる。
板をそのままぶん投げようかと思ったが、空振りで体制が崩れた。
アフロがタックルしてきたが、馬乗りにはさせず、もつれてDDTの形で落とした。
道路に頭からは痛いなぁなんて思ってたら、角刈りのオッサンから、声をかけられた。
「タクヤ、行くぞ!」
「どこに行くんですか?警察ですか?」
「いや、ダイナーだ。」
角刈りのオッサンは、ニヤついている。
ダイナーのマスターは警察OBだからな。
考えてる間に、腕をつかまれ、ランドクルーザーに入れられた。
派手なチンピラ達の乗ってきたと思われる単車や四輪は、ざっと1ダース。
確かに捕まったらヤバいかもしれないと思い、素直にオッサンの運転に任せる事にした。
車内には、格闘技通信というマガジンや縄跳び、フィットネス器具があった。
I LOVE YOU とホワイトペンで落書きされた写真には、常夏のビーチで笑顔のフィリピーナの横にニヤニヤした角刈りのオッサン
と、やっぱりニヤけたマスターが、ビキニの外人を挟む、やけに鍛え上げた体のオッサン二人が写っている。
マスターも脱いだら 凄いのかなんて、考えてたら、エルビスプレスリーのハウンドドッグをかけて、車は静かに駐車場を出た。
「タクヤ、ガキ共が追いかけて来てるぞ。」ニヤりと笑う顔が怖い。
知らない奴らが増えた。鍛え上げた体と角刈りが、警察じゃないかと思わせた。
茂みの中から木刀を持ったチンピラが現れ、すぐに振りかぶってきた。
俺は角刈りのオッサンとくっついた位置のまま、左から右のチンピラに向けて、サーフボードを振り回した。
オッサンは、またダッキングをして、俺の腰に手を回し、どっちの足か見えなかったが、チンピラに、バックキックを飛ばした。
サーフボードは、よけた木刀を吹き飛ばし、側頭部近くにあたった。
オッサンのキックは、空振りじゃないかと思う。
俺の腰を掴むオッサンの手から衝撃がこなかったから。
頭を抱えてうずくまるチンピラの後ろから、サングラスにアフロのチンピラが現れたが、俺一人でなく、仲間が頭から血を出してしゃがんでいるのを見て、走る勢いが止まった。
かけたボードを持ち直し、大振りに振り回したが、軽く避けられた。
サーフボードは、武器にならないなと、崩れた体制で感じた。
角刈りのオッサンは、俺を見てる。
板をそのままぶん投げようかと思ったが、空振りで体制が崩れた。
アフロがタックルしてきたが、馬乗りにはさせず、もつれてDDTの形で落とした。
道路に頭からは痛いなぁなんて思ってたら、角刈りのオッサンから、声をかけられた。
「タクヤ、行くぞ!」
「どこに行くんですか?警察ですか?」
「いや、ダイナーだ。」
角刈りのオッサンは、ニヤついている。
ダイナーのマスターは警察OBだからな。
考えてる間に、腕をつかまれ、ランドクルーザーに入れられた。
派手なチンピラ達の乗ってきたと思われる単車や四輪は、ざっと1ダース。
確かに捕まったらヤバいかもしれないと思い、素直にオッサンの運転に任せる事にした。
車内には、格闘技通信というマガジンや縄跳び、フィットネス器具があった。
I LOVE YOU とホワイトペンで落書きされた写真には、常夏のビーチで笑顔のフィリピーナの横にニヤニヤした角刈りのオッサン
と、やっぱりニヤけたマスターが、ビキニの外人を挟む、やけに鍛え上げた体のオッサン二人が写っている。
マスターも脱いだら 凄いのかなんて、考えてたら、エルビスプレスリーのハウンドドッグをかけて、車は静かに駐車場を出た。