Lady Strawberry アパレル君 -105ページ目

第2話 ナイトパーティーは怖いよ 前編

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ギャル3名が、ミズマを囲むように駆け付ける。
「死んじゃうから、やめてよ!!」
「ミズマくん、大丈夫?」

こういった修羅場での女性は落ち着いている。
血に対しての恐怖も、男性より少ないのだろう。

「手を離してあげて下さい!!」
ミズマも、気が付いたようで、
血まみれで薄ら笑いをしているが、
彼女たちが現れ殺伐とした空気が変わった。

泣きながら、叫んでいるギャルも出てきて、
ゴリラ達も一気に平静を取り戻してきたようだ。

こっちは、全身の血がピリピリして痛い。
震える指先に落ち着けと指示しながら、
周囲に目を配った。

「警察がはいったら、お互いマズいでしょう」
「手打ちにしませんか?」
「・・・」
「おまえらぁ、次はぜってぇぶっ殺すからなぁ!」
周りを見渡すと、ゴッチ君は場をおさめるべく
ゴリラ達と交渉しはじめたようだ。

混乱した場に遅れて気がついた会長とジュンは、
今更ながらブチ切れてるようで、
今度は、こっちを抑えるのが大変そうだ。
「やってやんぞぉ!コラ!」
と血管を浮き出してる。

7、8名の女性に囲まれ膝枕状態のミズマに、
手を出せる奴は、もういない。

「ミズマ、大丈夫ら?」
「誰?」
「何言ってんだ?」
「あー前が見えない。痛ぇー」

さて、後の撤収はみんなに任せて、
こいつを病院に運ぶか。

落ち着いてるのは、ダイイチロウかな。
「ダイイチロウ!一緒に病院へ運ぼうよ」
「SURFが、血だらけになるけどいいかな?」
「おい、タク、そんなの気にする訳ねぇだろ!!」


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