県道沿いの農地を買って、農地転用をして開発許可をとった。もちろん、行政書士の自分の業務にも結びつくので、進んでやり終えた。いわゆる34条1号許可の店舗である。

 

 土地の仕入れから転用、開発許可まで、やればできるもので何とかこなせた。やはり、社会人大学院時代に格闘したCADのおかげで、土地利用計画図を作成できたのは自信につながった。

 

 それから、HPを通じて地元の不動産会社から依頼を受けれるようになった。自腹でリスクを負ったことが成果に結びついている。開発許可は農地転用の図面のレベルではないので、CADの心得がないと難しいのではないか。丸投げすれば別だか。

 

 結局、どこかの事務所で修行を積むか、自腹でも自分でやった経験がなければ仕事を受ける段階にもっていくのは覚悟が必要だろう。

 

 一方、店舗が完成したので経営に乗り出すことになった。器までは誰でもできるが経営は別だといわれる。特に集客ができないので長くは続かないとのこと。加えて、大金をつぎ込むのではなく、小さくはじめて大きく伸ばすとか・・

 

 65歳を過ぎたら、年金が入るので生活資金はこの範囲でこなせばいい。自宅や新築の店舗もあるので家賃も必要ない。多少の蓄えの一部を運転資金とすれば、返済もなく、事業に集中できる。忙しいが会社勤めも細々と継続すれば、社会保険の負担も小さい。

 

 老人こそ起業して挑戦すべきと考えるがどうだろうか。でも、家族(子供は独立しているので妻のみ)を巻き込むことはしない。もちろん、友人などはトラブルのもとだ。金銭的な支援はいらないので、若い人とのつながりを大切にして、意見交換をしている。事業計画、実践はまさにここにかかっている。今日はここまで。