FUJIMI 1/700『陽炎型航洋直接教育艦 晴風』を買ってきた♪
また無駄遣いして…と、親が居たらブーイングだろうが…
まぁ、今じゃもう
独りボッチだから問題ない(泣き笑い)
取り敢えず、ピットロードのアフターパーツ…
〇【九八式10サンチ連装高角砲A型】―対アドミラル・グラーフ・シュペー/戦艦比叡戦―
〇【Mk.37射撃指揮装置】(1/700米海軍兵装セットII)
【Mk.39 5inch砲】(1/700自衛隊用 初期型装備セット) ―対武蔵最終戦―
…を待っている状態なので、製作はその後になるのだが…
あの物語を見ちゃったら買わずには居られないよね~(笑)感の良い人は御察しだろうが、ぶっちゃけガルパンの船版っといった呈。
だが本作では、先達が敢えてオミットした
死という概念から逃げずに、それを『行動原理』としてキャラクター達が動く構図になっている。
流石にエンターテイメント、冒険活劇ゆえ戦死者を出さなかったのは、このジャンルを切り開いた『ストライクウィッチーズ』の方に近い。
謂わば、先祖帰りした感じかな?
同じ艦船ネタである、艦これも構成的は同じなのだが…
逆に、出自がゲーム故にやり辛かったのか、序盤で如月を轟沈させ、其処が物語の起点となるスタイルは、本作とは真逆。
何れが良いとか優劣の話ではなく、メカ+女の子を基板とした冒険活劇作品の定着や、物語による振り幅の違いを楽しむべきなんだろう。
キャッチーなヴィジュアルに騙されて、敬遠するのは勿体無いぞ?
そこいらのドラマ(実写含む)より、余っ程面白いから(笑)
さて、本題のフジミ『晴風』に話を戻して…
今回の晴風は艦NEXT、つまり接着剤/塗装不要のスナップフィット!
よりユーザーライクで、ランニングコストの高い模型というホビーに対する、野心的商品だったりする♪
(メーカー完成画像から)
艦船模型は、巷間云われる所のスケールモデルの中でも、部品の小ささやサードパーティーが出す金属部品など、どうしても敷居が高く感じられる。
緻密さや正確さを追い求めた代償とも言えるが…
フジミさんの艦NEXTは、出来映えはそのままに初心者にも作り易い様、メーカー側から歩み寄ってくれた商品なんである。
スナップフィットというと、やはりモデラーのイメージは【ガンプラ】に行き着くと思う。
だがガンプラの接着剤/塗装不要というガジェットは、それこそ旧世紀からトライ&エラーを続けてきた結果だ。
『組み立てるオモチャ』というレッテルも、長年蓄積された技術に依って裏打ちされているからこそなんだな。
(その代償に、スケールモデル的感覚が欠如していくのだが、それはまた別の話)
ぶっちゃけた話、磐梯山は大きな損を出しても、他の利益で相殺できる、企業としての体力がある(規模縮小とか本社に吸収とかは有るだろうが…)
またガンダム…サンライズ作品というキラーコンテンツを有する為に、融資による先行投資がしやすいメリットも持ち合わせている。
大変失礼なのを承知て書くが…
多少組みにくい所はあれど、企業規模が異なるFUJIMIさんが、勝るとも劣らない技術を投入してきたという点でも、
艦NEXTはエポックメイキング。
技術的特異点と、称賛されてしかるべき商品なんだな。
それを、終了した番組とはいえマスコミ物に。
しかも艦船模型の主流から外れた、駆逐艦という10~15cmの小サイズにも投入してきたのだから…
むしろ激震が走らない、ユーザー含めた業界全体に、首を傾げてる位だわ。
もう日本のプラモデルは、その技術や制度において、奇跡に近いレベルに到達したといえる。
こんな恵まれた商品が買えるのは日本だけであり、メーカー毎に独自進化を続けてる、いわばガラパゴス的コンテンツなんである。
エンスージアストみたいなシリーズを出すかと思えば、某勇者みたいなのも出てくる…
昔からFUJIMIさんは、【何してくるか解らない(笑)】メーカーさんだったが、今後の動向には要注目。
本当、先の読めないメーカーさん何だよな(^^*)
その2に続く.