医療のコミュニケーション 講座を主催している吉良です。


明日は、『患者さんの思いを引き出し、治療効果を上げるコミュニケーション』講座。
連続講座の3回目です。


前回までの2回。
患者さんの状態を的確につかむために必要なのは何か、ということを行っていました。


受講者はいろいろな気づきが得られたようです。
・患者さんを感じるには、こちらの状態でずいぶん違う
・患者さんが、どのような状態なのかをつかむ前に、こちらが言わなくてはいけないことを伝えていた。結果全然伝わっていないことがよくわかった。
 聴けていないのは、相手のせいだと思ったけど、こちらでもできることがあるということが分かった。
・聴いているつもりでも、実は次何を話そうかということを頭の中で考えていた。
 結果聴けていないことがよくわかった。
 聴くを徹底してやってみたい。
・説明を上手にすれば、相手に伝わると思っていた。
 でも、それ以外にも意識しないと相手には伝わらないということがわかった。
・聴き方で、うなずいたり、目を見たり、いろいろ方法を駆使したけど、うまくできないこともあった。
 やり方ではなくても、笑顔でなくても、うなずかなくても、目を見ていなくても、聴くということが
できるのは、すごく新鮮で不思議な感じがする。





3回目には、『患者さんが、本音を話せる安心で安全な関係を創る』
患者さんが遠慮しないで、本音を言うために必要なセンスを伝えます。

まぁ、大体遠慮しますよね。
実際の患者さんの声で、「なかなか思ってても言えない。いうことで気分を害して、やつあたりはないだろうけど、何かされると思うと嫌だから。」ということも聴いたことがあります。


それだけ、弱い、言えない、場になってしまっているのかもしれませんね。




そういう患者さんが、本音を言って、治療にしっかり向き合得るようになる。
じつは・・・の後に、すごく重要なことがあるという経験を誰しもしていると思うのです。
それを、医療機関で、しかもごく短時間で核心のところまで・・・・


これができると、患者さんにも素晴らしい結果が起こると思うのです。


講座が今から楽しみです。