医療者のコミュニケーション講座 主催 吉良です。


コミュニケーションって。

いろいろな方法がありますよね。
良くある、うなずき方とか。
話の聴き方とか。
質問の仕方とか。

相手を良く観察して…ということも大切です。




ただ、これと反しているかとも思われるかもしれないのですが、
目を見ていなくても
笑っていなくても
声が小さくても
口下手でも、


相手とうまくコミュニケーションが取れることがあります。




私自身がコミュニケーションをとるのが苦手でして。
以前なら、なかなか会話も弾まない。
こちらの言いたいことが相手にうまく伝わった感じも少ない。
言いたいことはいっぱいあるのに!!

でも、相手に話せない。。。


だから、これを改善しようとしていろいろな方法やテクニック・ノウハウ・やり方を習ってきました。

たいていのことは知っているしできる。

でも、いざ実践でどうだったかというと・・・
多少は良い。
でも、ただそれだけ。
自分がなりたいような、少なくとも伝えたいことを伝えられるようなところまでには、行きませんでした。


どんなに頑張っても、やっぱり一緒だよね。
根本(こんぽん)が、何か違うんだよ。



こういう風に思っていました。




ところが。
今では、その考えも変わってきています。
正確に言うと、根本が違うから、いくらやり方を集めてもうまくいかなかったのかなと。

根本。
質とか。
センスとか。
あり方とか。


そういう言葉で表現しますが。
私自身のあり方や質・センスで、起こるコミュニケーションはやっぱり違う。


ということは、枝葉であるノウハウややり方を覚える事も大切だけど、
センスを磨いたり、あり方を探究していくことで、さらに応用範囲が大きくなるのかも。



こういう風に気がついたのです。




だから、たとえ話さなくても。
相手とコミュニケーションをとる基本のセンスがあると、言葉をかけなくても、ボディーランゲージをとらなくても、コミュニケーションとして成立することがあります。

ここに書いてある ようなこと。
友人がしたことは、まさにこのセンス。
もともと持っている人もいれば、環境によって獲得した人もいます。
また、私のように習って、知らなかったことを知って、探究をして…ということでも身につけることができます。



だんだんと医療者が患者さんに対してこんな風に接するようになると。
患者さんにとっては、今ある医療と違うように医療を受け止めるのではないかなと。

患者さんにとっても、医療者にとっても前進を起こすコミュニケーション。
それが広まることを意図して。


詳細は・お問い合わせはこちらから
このアドレスからでもお問い合わせができます。 office@c-commu