
こんにちは。先日半年かけてようやくi-dmをステージ3まで上げる事が出来ました。他の現行マツダ車オーナーからみれば、何そんなかかってんの?丁寧に運転すればすぐステージ3になるでしょうと言うことらしいんですが、それほとんどAT車オーナーからの意見だと思うんですよね。MTのマツダi-dm乗りでそれ言っている人はあまり見たことがありません。というか、現行車だとNDロド位しかMT設定ないですけれどもね(-_-;)。i-dmは現行のマツダ車でナビ装備出来る車種全部に採用されております(OEM商用車及び軽は除く)。i-dmと言うのは、Intelligence driving master。インテリジェンス ドライビング マスターの頭文字の略で『走る歓び』と『優れた環境安全性能』の習得、向上をサポートするシステム(取り扱いマニュアルより抜粋)だそうで、ザックリ言うとヘタクソ運転判定装置となっております。それだとわかりにくいので、同乗者がヘッドバンキングしないしなやかな加減速を数値化して見えるカタチで運転向上をさせる装置でアリマス(さらにわかりにくい?)。もちろんオフにする事も出来ますよ。今回2⇒3ステップアップでかなり苦労しましたので、備忘録としてまとめておくコトとしました。

インパネ内に並行に3つランプがあって(NDロードスターはタコメーターの中にあります。)、普通の運転は中央のランプが緑色もしくは無灯火。上手な運転は中央のランプが青。駄目な運転は両側の白いランプが点灯されます。結果はナビ画面で表示出来ます。直近10分間が棒グラフで表示され、アベレージは過去10回分の平均数値(ランプは運転中じゃないと表示されないので、写真はありません。)。下の円グラフはブレーキ、ハンドル、アクセルの運転状況が表示されます。で中央から左の白い部分が減点対象の運転。青い部分が加点対象の運転で満点は総合得点で5点。エンジンオフ時が最終数値となり、アベレージ4.8〜5.0を5回取得すると1ステージ上がり1〜3(コマンド使用で5ステージまであります。)1枚目と2枚目を比べて頂くとわかるのですが、1枚目で4.5で運転終了してますが、2分間の間に4回加点アクションがあったので、5.0になっています。ちょっとわかりにくいのですが、アクセルの白い部分が少し減っています。つまり加点(青ランプが点灯)をすれば、マイナスの動きで点けた白いグラフが打ち消されるので、青ランプを点けまくれば、アベレージが上がりステージが上がるという仕組みになっています。しかも1回というのが、エンジンオンからエンジンオフまでが約15分以上連続走行〜無限というカウントの仕方なので、1回の運転距離が長ければ長い程、失点回数も増えます。逆に15分〜20分位で乗ることの多い人は失点回数が少なくなるために上がりやすい状況となります。これは体感ですが、普通に運転(いわゆる教習所で教える丁寧な運転)するとだいたい評価が4.5位で、そこに対するアクションでプラスマイナスされる様に思います。最初に3つのアクションについて加点減点ポイントを、次にMT車独特のポイントについてお伝えして行きます。
①ブレーキのポイント
先ず急ブレーキ。当たり前ですが減点ポイントです。急ブレーキだとだいたいアクセルも減点されます。次に追いブレーキ。一回足から離して追いブレーキすると減点。但しゆる~くブレーキを踏んで徐々に追いブレーキをかけるのであれば、加点されます。ただちょっとでも強いと減点されますので、加減は体感で覚えるしかありません。i-dm先生は周囲の道路状況は一切考慮しませんので、必要な時はちゃんと急ブレーキ踏んでくださいね。
②ハンドリングのポイント
話はずれますが、最近の自動車教習所はハンドルの持ち方が10時10分ではないらしいですね。なんか9時15分だとか何とか。
先ず急ハンドル。これも大きく減点されます。次に戻しハンドル。これはフルスモークの黒いハイ●ース乗っている人(個人の見解です。)がやるタバコ吸いながら片手運転で、ハンドルの勢いに任せて戻すと減点。但しゆる~く丁寧に戻せば加点。ハンドリングに関しては曲がる方向にちょびっと切ってからゆっくり進行方向に戻すと加点されやすいです。加点運転では1番簡単で、交差点の左折ではこれに加減速のプラスポイントがついてコンボになる事があります。あとゆるーい大きなカーブを運転しているだけで青ランプがついて加点されることがあります。あとトレーラー左折ってあるじゃないですか。左折するのに大きく右に振ってから左折する方法。あれは急ハンドル急加速でなければ加点されます。何度も言いますが、i-dm先生は周辺の安全に関しては一切配慮しません。
③アクセルワークのポイント。
ここまで来ると気づいた方もいると思いますが、i-dm先生は急●●が嫌いで、ゆるーい●●を好みます。従って急アクセルは減点。足を離してからの追いアクセルも減点。そして、戻しアクセルもかなり丁寧にやらないと減点されやすいです。戻しアクセルは回転数合わせをするMT車に於いては不可欠な技術。管理人はだいたいここで大きく減点されておりました。やはりアクセルも触る程度に踏んで徐々に踏んで行くと加点しやすいです。
④i-dmMT車の失点しやすいポイント。
管理人の場合はほぼ90%これ。
㈠ 発進時
㈡シフトダウン時
この2つですね。㈠はアクセルを強く踏み過ぎてしまう事が原因ですね。後に判ったですが、発進時に白ランプ点灯減点をされても、2速→3速を適切に上げて青ランプ点灯させれば5以上になって、白は消えます。つまり白ランプ1回点いても慌てない事が大事らしい。白ランプ点灯するとハマって抜けない事が結構ありました。アクセルやブレーキの適性強さについてはともかく体感で覚えるしかありません。
㈡はプルッピングと言う運転技術を身につけて解消しました。シフトダウン時に気持ちアクセルを入れてやる事(触るか触らないかわからない程度)で急減速判定されなくなりました。元々クイックシフト(クラッチを踏みっぱなしにして、1〜4位まで上げて走るやり方。レースドライバーがスタートやピットアウトで使う走法)を得意としていたので、その矯正に半年要しましたよ。これの矯正本当に大変でした(^_^;)。あとクラッチを雑に踏むと動力が一時的に切れた事になり、急ブレーキ扱いで減点されます。
この2つは主にアクセル判定らしく、ハンドリングやブレーキで減点はそんなになかった様に思います。以上の事からアクセルで青ランプを意図的に点ける方法も判っていたのですが、意図的に点けるとi-dm先生の目指すところと違う感じになるので、あえて日常だけでのステップアップを選択しておりました。以下に意図的な青ランプ点灯運転について示しておきますが、安全に配慮した上で交通量と信号の少ない片側一車線の道路で実践するのがオススメです。
ブレーキ踏んでエンジンスイッチON。
↓
ブレーキを徐々に開けて発進する。アクセルは足を乗せる程度。感覚としてはAT車のクリープ発進と同じ位の挙動。適性ギア表示が2速になっても2速に入れない。アクセルを1/4位までゆっくり踏む。ここで青ランプが点いたらクラッチをゆっくり切って2速へ上げる。クラッチはいきなり踏むと急ブレーキ認定されやすいので、ゆっくり上げる。続けて3速→4速も同じで、適性ギア表示が3速4速になっても青ランプが点くまでアクセルを1/4位の軽い力で踏み続けて青ランプを点けてからシフトアップする。
↓
4速になってスピードが載ったら、アクセルをゆっくり戻して、惰性で走る。スピードが載っている間にプルッピングをしながらシフトダウンしてゆっくり加速してシフトアップをしてと加点されるので、惰性走行→シフトダウン→再加速→シフトアップ→惰性走行と繰返して行くと加点されて行きます。また停車時もクラッチを踏みっぱなしにして、惰性で減速した上で足を乗せる様に止まると加点されやすいです。因みに発進時に市中のクルマよりもちょっともたつきますので、後のミドルサイズミニバン(ノ●ヴォクシー、セ●ナ、ステップワ●ン)とかに距離詰められたら、即中止して、クイックスタートしてください。特に某社のCVT車はビックリする位滑ってくるので、注意されたし。
④ガックンブレーキをしないコツ(全てのクルマで出来る対策)
タクシーや他の人が運転している車に乗車していると止まる度にガックンと体が前後に揺れるコトがありませんか。あれはノッキングブレーキと言って、ブレーキをガン押し(踏み)しているからなる現象です。ブレーキを踏む時に足を何処に置いているでしょうか。カカトを床に着けてつま先を左から右に扇型に動かすイメージをしてブレーキを踏んでみてください。それだけでかなり揺れが減少すると思います。それでも揺れるという場合は、タイヤがクルマの挙動に負けている可能性があるので、空気が入っているか確認してください。
⑤減点されやすい道路状況(安全運転注意箇所とほぼ同じ)
管理人はあえて減点されやすい道路を避けずに加点しやすい状況環境も整えずにステップアップをしましたが、実は減点されやすい道路状況はあります。殆どが急ブレーキや急アクセルを必要とするモノではありますので、市中の安全運転箇所と同じだったりします。
Ⅰ 鉄道の踏みきり発進通過時
Ⅱ 高速道路やバイパスの合流離脱時(急加速)
Ⅲ 首都高や九州都市高速などの都市高速道路(走行車の距離間隔が短い)
Ⅳ 工事中の片側一車線
Ⅴ パチンコ屋スーパー銭湯やショッピングモールの誘導員のいる出入口。
Ⅵ 立体駐車場のグルグル坂
Ⅶ バス抜き。また路バスは会社によって左右折で一時停止を義務付けている会社も(神奈川だとS鉄バス)あるので、前方車がバスである場合はいきなり止まることがありますので、注意⚠️
はっきり言ってしまうと、人や自転車が飛び出して来たり誘導員がいたりして、特に誘導員や周囲の車輛(自転車含む)がヘタクソだと急ハンドル急ブレーキにならざるおえません。白ナンバーの原付で黄線を右から抜いてきて、目の前で割り込んでくるア●とか。前が詰まっているので、青信号で発進しないで待っているとやたら鳴らしてくるデイサービス送迎車のどっちが客だかわからない高齢者運転手とか。リッターバイクに半袖半帽短パンで乗っているタ匕たいのかとか思われる輩や、制動距離やウィンカーお構いなしで後続から詰めて来て譲ったらいきなり止まる黒ナンバーの軽貨物とか。まあ色々ありますね(全て個人の見解ですが、ここ1ヶ月で遭遇したドライバーです。)。何度も言いますが、i-dm先生は周囲の安全には配慮しませんので、周囲の状況からイヤな気配を感じた場合は逃げる(離れる)ことを推奨します。関わるとめんどくさいので、譲るか逃げた方が良いです。こちらは何もしてないのに、クラクション鳴らしながらハイビームで追ってくるのとかいますからね(-_-;)。
あとi-dm車乗っているマツダ乗りの人は前のマツダ車が多少もたついてもあたたかい目で見守る様にお願いします。はい。