0377 ガンプラ筆塗り発作でアッガイ君をつくる⑥ | ㈲保土ヶ谷車輌

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戦車プラモデル製作と第1世代ミニ四駆。ロードスターのブログです。

こんばんは。部屋の冷房を消し忘れて出勤する管理人でゴザイマス。現在シタデルカラーで筆塗り中のアッガイ君の茶色い塗装が終わりました。1回目と現在の写真を比べるとこんな感じになってオリマス。




↑以前もあげた1回目がこんな感じ。





↑で、完成したのがこんな感じ。なかなか良い感じになりました。プラモの本や動画だと、シタデルカラーのベースカラーは2回位できれいになると書いてあるのですが、今回管理人はここまで行くのに、最低4回。多いところで6回重ね塗りをしてオリマス。2回目以降の重ね塗りについては1回目より薄い塗料で塗るのは大原則なのですが、今回は薄めた塗料というよりは、色のついた水と言った方が良い感じのモノを希釈してオリマス。シタデルカラーを使っていくうちに新たに覚えた事を備忘録がわりに書いておきますので、しばしお付き合い下さいませ。


①ムラになっても慌てない。


特に最初の1回目はムラになります。慌てずにゆっくり待ちましょう。むしろ表面に濡れてないところがないようにしましょう。




②希釈する時に塗料の石は徹底的に潰すこと。


パレット🎨に塗料を開けて水で希釈すると、小石状のダマが現れることがあります。このダマは塗料の塊なのですが、放っておくと塗膜に傷を付けて、ムラの原因になります。パレット状で見かけたら、徹底的に水で溶かしてください。


③塗り途中で出た泡は、筆先や筆先のカドで潰す。


筆塗りをしている途中で泡が入ることがあります。この場合は乾きを待たずに筆先やカドで泡を破裂させて問題ないです。乾燥した後に泡を見つけた場合は、④を参考にしてください。


④乾燥した後に見つけたゴミは水研ぎでとる。


筆塗りの場合は泡の他に筆先の毛が抜けたり泡が出たり、塗料のダマが残ったりする事があります。その場合は1000番以上の耐水ペーパーを濡らして、先ずはカドでチョンと触ってください。それで取れたら、ヤスる必要はありません。

それでも落ちない場合は軽くヤスって再塗装してください


⑤筆はまめに洗う。


シタデルカラーとかアクリジョンとかは爆速(特にアクリジョン)で乾きます。筆に塗料がついたままだと、②番の石が筆先に出来て表面をひっかいてムラになります。なので、筆先についた塗料はすぐ洗いましょう。


⑥力はいらない。


全体を通して、塗るというよりは置くという感じで進めて行きます。管理人は元々筆圧が高いので、結構苦労しました。


⑦筆は良いモノを。スプレー(エアブラシ)も使う。筆は基本使い捨て。





筆はそこそこ良いモノを使いましょう。管理人はタミヤのHGⅡ面相筆小サイズで塗っています。基本塗装用としては、1作品で1本使い潰してください。まあ捨てるのはもったいないので、ウェザリングやテクスチャペイント用に落とすのが良いと思いマス。また良く筆塗りよりエアブラシが良いみたいな話がありますが、筆塗り仕上げとエアブラシ仕上げは本質的に違うので、この議論は意味がありません。サフェーサーでもつや消しクリアーでもジャーマングレーでも何でも良いので、筆塗りするパーツの下地にスプレーを吹いて、表面をザラザラにした方が簡単にきれいに塗れます。あと筆塗りは光沢だと色味が揃わないので、つや消しの塗料かフラットベースを少し混ぜた方がきれいに塗れる様な気がします。またラッカー系で筆塗りする場合は、エアブラシ用の薄め液の方がきれいに塗れます。これは、エアブラシ用の薄め液には、あえてリターダーが混ぜてあって、乾きが若干遅くなるためです。次はベージュとグレーの塗装に進む予定ですが、締切の関係もあるので、ザクタンクを優先して進めようと思います。