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19. ベンゾ減薬治療専門病院へ行く
無事に精神科病院を退院した。
私が選んだ次の転院先は大学病院ではなく
ベンゾジアゼピン減薬治療専門病院だった。
ベンゾの離脱症状などをネットで見て
怖くなり、早く減薬したいと思った。
HPを見るととても良さそうに見えた。
予約の日にと病院に行くと待ち時間は2時間だった。院内は先生の趣味の物で飾られていた。
そしてカウンセリングがあった。初診はとても丁寧であった。いよいよ、私も一緒に診察室へ入る。
「 ここの患者さんは入院する人はいません。」
ある治療で入院者は0なのだそうだ。
こちらでも聞いてみる
「 ホントに統合失調症でしょうか??」
「 間違いないですね。」
「 今は症状全くないですが?」
「 それは薬飲んでるからです。 」
どうも納得できない、私。
こんな早く消えて回復するものかな??
「 お母さん 」と私だけ呼ばれ
「 他の人には言ってないです。」と
先生のある私的な事を話してくれた。
「 この病気はね優しい子がなるんですよ。」
そして…号泣。
この頃泣かない日はなかった。
私は、この医師の事をとても信頼した。
4日後にまた来てください。
減薬をするので、日を開けずに病院へ行った。
さすが減薬治療専門病院
数週間でベンゾはゼロになっていた。
ああ良かったとまた安心してしまった。
とにかくベンゾで頭がいっぱいだった私は
精神病薬が変薬予定の薬ではなく
インヴェガに変わった事に
不思議と疑問を抱かなかった。
医師を信頼してしまったからだろうか
それと同時に娘の食欲が止まらなくなり。
体重はどんどん増加した。
調べてみるととても太りやすい薬だった。
なんでこの薬にしたのかは後にわかる。
体型を気にして努力してたので
太っていくのがかわいそうだった。
医師に相談すると、食事の指導をされた。
「 なんか履き違えてますよね!」
体型気にするより治療に専念しなさいと
怒られた。
この医師の前では何も言えなくなる。
物凄い威圧感だった。
私はまだ医師の事を信頼していた。
それからさらにインヴェガの量が増えた
退院時CP換算値200程度だったものが
CP400位まで増やされたのだ。
さすがにおかしいと思い医師に聞いてみる。
病状も日に日に悪くなっていった。
医師はとても恐ろしい提案をしてきた。
精神病薬がインヴェガに変わったのも
一旦量が増えたのもこのためだったのかと
すべての謎が解けた。
※HPを見て病院を選ぶ事は絶対にやめている。