①大平の山の神と稲荷
生活に関わる陸での仕事。農業とお山の中での狩猟や林業の豊作安全を祈願します。
田の神さまは、春に田んぼへやって来て、秋になると山へ帰るという事も言われますから繋がりを感じます。
余談ですが
田の神さまって、鹿児島県や宮崎県で「たのかんさぁ」と呼ばれる事があるんですね

〈長崎市 琴海大平町〉

↑イノシシ柵の向こうの道を登ります


↑迷う道ではなく、山の神さまへ到着


↑あれっ、奉納日が、これまで山の神さまでよく見た11月16日(山入り日)じゃなくて1月16日になってる。
1月はどちらかというと山下り(山閉じ)の1月9日に近いですね。
11月16日から1月9日までは、山に入ったらダメな期間だそうです


↑廃材には昭和25旧11月16日って彫られていましたよ。

↑少し先には稲荷さんがあります。
山の神さまより稲荷さんが高い所にあるんだ

逆なイメージを持っていました。


↑稲荷さんのほこらは昭和25年旧11月16日建立です。
さきほどの山の神さまの壊れた石材と同じ日ですね。
②大平上組の山の神
〈長崎市 琴海大平町〉

↑まず知る事すら困難な存在


↑カキ殻がくっついた石などがご神体!?
瓦素材で出来たほこらも左にあります。前もあったなぁ。

↑昔のこの場所の写真もありました。
桜の木が今の木と同じかな?良いですね、古い写真が残っているというのは
