長崎火山の名残を見に…(^^)
↑長崎市本河内(ほんごうち)の
本河内高部ダムの近く

↑アバット不整合を見に来ました

…ちょっと地味な絵面ですが…
「境界」の札の右と左で岩石の違いがあるのがお分かりになりますか?
長崎市では珍しい地質構造だそうです☆
詳しくは…
↑元からあった岩盤の隣に、同質ではあるけれど砕屑(さいせつ)物(細かい岩石など)が流れ込んで出来ています。

色んな分野で使われている言葉のようですが、
今回は「地層の境界面」…と言ったところでしょうか…(^o^;)

それを境に地質の状態が異なる(整合していない)ので
「アバット不整合」で良いのかな?

↑そしてすぐ近くのこちらには玄武岩の岩脈もあるそう…?
山とは表面の草木や川だけではなく、それを支える地中の岩盤が大きな割合を占めますから
そこまで守っているのかな?
木を見て森を見ず、と言う場合がありますが
森を見て地盤も見たい(*´∀`)♪
☆長崎市環境政策課の資料によると
地質の保存は、環境保全の側面からとても重要なのだそうです。
水質、大気、生態系…はかろうじて回復する事もありますが
そう言われると地層は1度壊れてしまえば2度と元の姿に戻りませんね

アバット不整合などの、
太古の長崎火山を知る手がかりを残す事は
今後の研究にとって重要な事となるそうです。
ただ人間の生命活動に直接結びつかないため…

それを重要と捉える人は、水、空気、生態系より少ないかな?と感じました。
多くの場合
「昔の事なんか知っても…。大切なのは今の生活」
たしかに…

世の中には多くの石好きの皆さんがいらっしゃいますが
こま犬ファン
鳥居ファン
石垣ファン
宝石やパワーストーン
砂場(ちびっ子)
大切さを伝えても、保存には限界があると言うことはわたしも理解しています。
ただ1つ言えるのは、こちらわたしにとって面白くてたまらなかった♪と言うことです

☆今回ブログを書くにあたり、
資料をご提供下さり、使用の許可も下さった
長崎市環境政策課様に感謝申し上げます。
資料や現場の保存、ありがとうございました!