アバット不整合 | 小さな幸せと長崎♡

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長崎市の神社へ全部行こうとするブログです♪
【只今到達率 99.8%】
※ブログにしていない物も含む。

それ以外にも行っています。

たまにほかの市も☆

❀ランニングもしています♪

長崎火山の名残を見に…(^^)

↑長崎市本河内(ほんごうち)の
本河内高部ダムの近く
アバット不整合を見に来ました!
…ちょっと地味な絵面ですが…

「境界」の札の右と左で岩石の違いがあるのがお分かりになりますか?

長崎市では珍しい地質構造だそうです☆

詳しくは…
                        星資料提供 長崎市環境政策課          
↑元からあった岩盤の隣に、同質ではあるけれど砕屑(さいせつ)物(細かい岩石など)が流れ込んで出来ています。

鉛筆アバット(アバットメント)とは
色んな分野で使われている言葉のようですが、

今回は「地層の境界面」…と言ったところでしょうか…(^o^;)?

それを境に地質の状態が異なる(整合していない)ので
アバット不整合」で良いのかな?
↑そしてすぐ近くのこちらには玄武岩の岩脈もあるそう…?
↑草で見えませんでした!残念えーん

詳しくは…
                        星資料提供 長崎市環境政策課

↑こちらは安山岩の地層に、玄武岩のマグマが入り込んでいるようですウインク
                       星写真提供 長崎市環境政策課
                             (岩石名は ぱんだラン追記)
↑平成15年の工事中に発見された時の様子。
玄武岩、急冷されたって感じしますね雪の結晶
↑近くの山大神(やまのおおかみ)ニコニコ

山とは表面の草木や川だけではなく、それを支える地中の岩盤が大きな割合を占めますから
そこまで守っているのかな?

木を見て森を見ず、と言う場合がありますが
森を見て地盤も見たい(*´∀`)♪

 ☆長崎市環境政策課の資料によると
地質の保存は、環境保全の側面からとても重要なのだそうです。

水質、大気、生態系…はかろうじて回復する事もありますが

そう言われると地層は1度壊れてしまえば2度と元の姿に戻りませんねショボーン

アバット不整合などの、
太古の長崎火山を知る手がかりを残す事は
今後の研究にとって重要な事となるそうです。
                      

ただ人間の生命活動に直接結びつかないため…アセアセ

それを重要と捉える人は、水、空気、生態系より少ないかな?と感じました。

多くの場合
「昔の事なんか知っても…。大切なのは今の生活」

たしかに…キョロキョロ

世の中には多くの石好きの皆さんがいらっしゃいますが

こま犬ファン
鳥居ファン
石垣ファン
宝石やパワーストーン
砂場(ちびっ子)

大切さを伝えても、保存には限界があると言うことはわたしも理解しています。

ただ1つ言えるのは、こちらわたしにとって面白くてたまらなかった♪と言うことです爆笑


☆今回ブログを書くにあたり、
資料をご提供下さり、使用の許可も下さった
長崎市環境政策課様感謝申し上げます。

資料や現場の保存、ありがとうございました!