用事で時津町へ。長崎市のお隣です。
時津は小さい町ですが栄えています。
商業施設も充実していて、イオンなんかは大好きな場所

長崎市の大型ショッピングセンターも好きだけど、時津イオンは無料駐車場だし、大きすぎないので疲れない

こちらは裏口になるみたいです。
金属の鳥居。
狭くて急な階段で、2才児をだっこしてベビーカーを抱えて、必死で上ります。
↑狭い敷地です。
狭くて好きです。
ショッピングセンターも神社も広すぎるとね


↑反対側の石段。
はじめの階段はうっそうとした木々から、くもや何かの幼虫がぶら下がっていて…


↑大切にされている昔の扁額が

説明書きによると、鳥居は長年の風雪により劣化しましたが、扁額はこうしてきれいに残ったので
「未来を託せる存在に」と、こうしてこちらに保存しているそうです。
なるほど…。
うんうん…、このように説明を残してくださると、大切にしていきたい気持ちが強まります。
多くの神社でも燈籠や鳥居の石材や瓦など残していますよね。
残す理由は様々かと思いますが

明治18年に出来、しかし神社として申請したのは平成4年だそう(承認は同6年)。
申請すると何があるのでしょうか?
大山咋神は土木の神様なんだそうです。
時津町にピッタリの神様です。

↑これから上18段の、石段の寄進者の石碑。

↑鎮守の森を子や孫に、とかかれています。
時津町は狭いので、海を埋め立て、山を崩して土地を確保しています…

新しい道路も作っています。
(時津町だけじゃないですけどね。)
鎮守の森だけでも残さないと、そのうち…(^o^;)
とにかく土木の神様がピッタリと感じました。

↑老朽化したので取り替えられた、新しい鳥居。
燈籠2つ。

↑2つの燈籠に隠れるように、昔の鳥居の柱がありました!
左右にありましたが、写真はその左側の物です。
門柱的役割りでしょうか。
撤去してしまわず、こうして昔の足跡を残していますね。
先ほどの扁額もそうですね!
そう言えば今私の所属する自治会は神社がないので、草刈りや掃除などの協力要請はないのですが…。
しかし実家の自治会は有ります。
お手入れや例祭のための協力金等を宗教が違っても強制的に(キリスト教の教会でも)徴収されるため、自治会費が高いのもあったりで、それが嫌な世帯はドンドン自治会を抜けています

(ちなみに教会からは年一回クリスマスミサのお誘いがソフ~トに来ます
)

実家の地区の自治会は過疎かつ運営困難
(他の自治会も多いですよね)

役員や会長もしょっちゅう回ってきて、兼任も当たり前(^o^;)両親の老体が心配です。
宗教の問題があるのになぜうちの両親は自治会に入ったのかな?聞くと
それは私たち兄妹が子供の頃「自治会に入らないと子供会にも入れさせん!(=学校に集団登校させない)」と言われたからだそう。
今は人手不足の自治体に、親の頼られたがりな性格がマッチしてるみたいです(^^;
他の人は、「自治会に入らないと、この道路は元々俺の土地だったから通させん!(一本道で通り抜けできない道)」
…などなど法律無視な事も言われたりしたそうです。
そんな強引な方法ありきで、実家の自治体の神社は維持されてきた面もあり…。
他の神社を見ていて、地域の人びとが力を合わせて神社を再建した…と思われる説明書きを見て、大切にされているんだな~という思いに浸りたいところですが

その裏には渋々…と言う人も居たんだろうなぁと。
私も39歳なりに、社会のあんな面やこんな面はわかっていますから

そんな裏面もあるのが当然だし人間社会らしく思います。