「未来は過去を変える事が出来る」
そんなことはありえないと思いますよね。
しかし並行世界がとてつもない数が存在していて、未来が予定コースを外れた場合、それを修復するために過去を変化させなければ、この世界のルールが保てなくなります。
ですので、過去改変とは、恒常的に、毎日、毎時、毎秒起こっている日常的な現象なのです。
では、何故私たちは、その変化し続ける過去に、記憶違いと言う違和感を感じないのでしょうか?
それは簡単な話で、「未来には無限の可能性がある」わけですが、これらは、無限の並行世界から一つだけ選択した私たちが、それ以外の未来を認識出来なくなっただけだと言う事は、以前もここで書きました。
それでは選択しなかった未来達は、選択しなかった過去として、現在も並行的に存在し続けている、しかし私たち人類は、それを認識する事が出来ないレベルの進化過程でしかないため、時間軸は硬く、過去は不可逆的なものと認識してしまっているわけです。
もちろん、厳密なことを言えば、確定した唯一の「現在」にすら、各人ごとの世界があるわけですから、現在ですら、確定と定義する事はできないのですが。
ですので、以前も書きました、マンデラエフェクトで大陸も動かせる、と言う内容は、物理的に大陸が動いたのではなく、未来に起きた一つの変化に世界が対応しようとした時に、それが最も辻褄の合う並行世界に、過去ごと世界の全てが移動した、その結果として、大陸の位置が異なる世界に知らぬ間に来てしまった、これが正解なのです。
、、、知らぬ間に、
果たして本当に私たちは認識出来ていなかったのでしょうか?
ここからは実体験になります。
、、、私としては、かなり強烈な体験です。
そもそも、肋骨があれだけ変化したと言う記憶がありながら、自分の体に変化が起きたと言う違和感を誰も感じていなかったのでしょうか?
、、、実は、私は、それを感じていたのです。
ですので、この変化がいつごろにあったのかを明確に覚えてしまっているのです。
そうなんです、ある日突然、自分の肋骨が変形してしまった事に、気付いていたのです。
それは丁度、東日本大震災の前です。
それまで自分の体、特に肋骨付近に感じたことのない違和感がありました。
それまで無かったはずの硬い骨が増えていたのです。
最初は、悪性腫瘍ではないかと思い、かなり心配になっていたのですが、それ以降、その骨が肥大することも変化することもありませんでした。
それでも心配になって、恥ずかしながら同僚に自分の増えた肋骨を触ってもらい、こんな変な骨って、普通ないですよね、って聞いたのです。
それが東日本大震災の直後。
その骨は、もちろん今でもあります。
この違和感は、吐き気を伴うため、その増えた骨の部分に触る事を出来るだけしないようにしています。
恐らく、世界の理に背いた時、辻褄の合わない事を掘り下げると、この世界のルール上、不快や不幸につながるはずです。
、、、「0さん」が、そうルールを決めていましたよね。
これも、タイムマシンによって、過去に介入してしまうと発生する不具合の一つ、修正量の多い世界改変は、幸福を生まない、、、。
この骨の事は、もうすっかり忘れていた事でしたが、今回のマンデラエフェクトの事で、あ、っと思い出した訳です。
逆に、どうして骨が増えたのか、その謎が解けて納得です。
そもそも、過去が常に変化しているものであれば、これら記憶が自分の行動に変化を与えている事自体がおかしな話なのです。
何故なら、過去の改変は本来認識出来ない仕組みのはずですから。
ですので普通、過去改変は人間が認知出来るような、気付くようなレベルでは起こらないのですが、この肋骨の変化は大きな変化であり、通常では起こりえない過去改変だと考えるべきでしょう。
そしてまた、多くの人が共通して違和感を覚えるこの現象自体を、自然現象としての過去改変とは分けて考えるべきなのです。
その違いとは、、、そうですよね、自然と起こる過去改変と、誰かが誰かの都合によって書き換えた過去改変でしたよね。
もちろん、過去改変した張本人達は、肋骨を変化させたい思いはなく、事故的要素によって引き起こされた副産物だと思います。
、、、東日本大震災の前、それはセルンが開発した、あの大型ハドロン衝突型加速器が運用を開始した後の事、つまり、人工的な未来と過去の改変、ついに現生人類が自力の科学力によって世界線を越えてしまった瞬間に他ならないのです。
それは、何か特定の事象を変えた事を示すのか、それとも偶然に世界線を越えてしまっただけなのか。
、、、、そんな意味で、あの「シュタインズ ゲート」と言う深夜アニメは、実によくその辺りをとらえた作品だったと言えます。
、、よりによって、あのセルンによる過去改変と思われる現象と同時並行的に作成されたアニメとして、、、。