元気を出したい時、泣きたい時、優柔不断で結論が中々出ない時、そんなときに読むのが、「天切り松 闇がたり」シリーズである。
浅田次郎は大好きな作家であるが、私にとっては、読む作品・読まない作品がはっきりと色分けされている作家である。
読むほうの分類は、「日輪の遺産」、「和違屋糸里」、「壬生義士伝」など。
読まないほうの分類は、「ピカレスク」シリーズ、「きんぴか」、「プリズンホテル」シリーズ、そして「オー・マイガアッツ」。
解る人にはない人には解るけど、解らない人には解らないこの分類。
浅田次郎の本は必ず読む。しかし、途中でやめてしまうものと、最後まで読むもの、何度も読むもの、の三つに分類される。
「椿山課長の七日間」は微妙なところで、ギリギリ最後まで読むほうに含まれる。
浅田次郎のことについては、別の機会で述べることにする。
さて、何度も読むものが、「蒼穹の昴」関連と、「天切り松」シリーズ。
「天切り松」はセリフが良い。
歯切れの良い言葉が、ポンポンっと続く。
そして、安吉一家の面々の心意気が良い。
皆人思いやる心を持っている。
短編なのも良い。
読後に余韻が残る。
なんとなく、心が洗われたような気になる。
もう何度目か忘れたけど、今日は、第一巻の「闇の花道」を読んでいる。