社長としてやらなければならないことの中で苦手なことがある。
それは、給与カットとリストラを言い渡すこと。
給与のカットの場合、何か減額したら何かをプラスしてトータルでマイナスになるように出来ないか?、と考えてしまう。
リストラも、この人の家族や生活はどうなるんだろう?、と考えてしまい、「あと半年様子を見るか」、となってしまう。
付き合いの有る他の会社の社長からは、「社長は優しいからな。」と言われてしまうし、父からは「お前はアマイ!!」と叱責されてしまう。
自分でもこんなことではダメだと思ってるし、もっと非情にならなければと思ってもいる。
でも、個人で面談して二人きりになると・・・。
よくきくことに、会社のナンバー2やナンバー3に嫌われ役がいるとイイとか。
嫌われ役とは、厳しいことを言ったり、叱ったりする人のこと。
ウチの会社にはそんな叱り役がいない。
父がいた時は、父が俗に言うところの「ワンマン」だったので、父が叱り役というか、独裁者に近く、それが良い方向に動いていた。
私はサラリーマンから中途入社で、ほどなく社長になったので、社内には自分よりも年長者が多く、叱るということがなくすごした。
今は私自身が叱り役である。
優しさと甘さはまるで違う。
優しいけど厳しい、そんな経営者になりたい、と今さらながらに思う。