以前このブログで、小さい頃に父母に連れて行ってもらった海の話を書いたと思う。その海は隣の町にあって、ずうっと続く長い防砂林沿いの道路を30分程車で走るとようやくたどり着く。私が覚えている中で多分一番古い記憶だ。
広い砂浜に沢山の海の家、綺麗なパラソル、キラキラした海。吹き抜ける風と大きく迫力のある波の音。賑やかな人々の声。
しかし、その海の海開きはこの先きっとない。あんなに広かった砂浜が侵食などによってほとんどなくなってしまったからだ。
海の家の前のシャワー、海の家の中は長テーブルが沢山置いてあり、父や親戚が楽しそうにビールを飲んでいる。何度も行った思い出深い海。
悲しい、かなしい。どんどん大切だったものが幻になっていく。心がすり減る。これからもまたこんな思いを抱えて生きていかなければならないのか。
いつかこの悲しみや私のすべてをどこかに流し、私もどこか遠くへ行く日がくるのかな。
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