第2話「大阪府は中小企業か?」
こんにちは
NBLA講師のホリコンこと堀内智彦です。
さて、前回は、「人件費率」は適切か?という判定をしました。
平成18年度の「人にかかるコスト=人件費」は、「1兆2218億円・・・①」となっています。
これを売上高で割れば、
「売上高対人件費率」がでます。
売上高に該当するのが、「収入項目」の「1兆9918億円・・・②」となっています。
「売上高対人件費率=①÷②=61.3%・・・③」です!。
「売上の6割以上を人件費が占める!」
これは、中小企業のサービス業の平均値として、
「売上高5億円超:27.7%」<<<「61.3%:大阪府」・・・倍以上!!
ということになり、この「売上高人件費比率」は、
かなりの高水準(経営的には問題?)
であろうことが推定されました。
そもそも、「大阪府」は中小企業でしょうか?
民間の中小企業であるかの定義は、
「中小企業基本法」を参照すると、
サービス業においては、
「資本の額又は出資の総額が五千万円以下の会社
並びに常時使用する従業員の数が100人以下の会社及び個人」
となっています。
平たく言えば、「並びに」はかつ(AND)ですから、
資本金が五千万円以下でなおかつ従業員数が100人以下の組織ということです。
さて、大阪府を一つの会社としてみると、
職員定数が85,646人(2006年度)となっています。
これは巨大企業ですね。
JR東日本グループの約8万3千人に近い規模と言ってよいでしょうか?。
ちなみに、日立製作所やトヨタ自動車でも
単体では7万人前後だと思われます。
ところで、国税庁の資料によれば、
上場企業社員の平均年収が657万円、
中小企業の平均年収が437万円と
いわれていますが、果たして…「大阪府」はどうなるのでしょうか??
つづく…。