01268
- ジバク/山田 宗樹
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
運命なんか、わからない。どこで、どうなるかなんて、僕の人生なのに、わからないなんて、さ。
僕が読み漁ってた本の、一冊なんだ、これ。つい先週、いや、先々週だったかな。読んだんだ。2日間で、さ。濫読してる僕は、恋愛だったり、絵本だったり、小説だったり、ミステリーだったり、イロイロなジャンルの本を読んでいるんだけど、文庫を出来るだけ買う僕が文庫になるまで待ちきれずに買ってしまった一冊なんだ、これ。感想文は、書かない。内容も、書けない。だけど、僕が読んだ一冊を、なんとなく、君に、教えたくなったんだ。ただ、それだけ。ただ、それだけ。
01267
また、本、読んでるんだね。って、待ち合わせした君が僕にかけた声で、僕は顔を上げた。
品川の構内カフェで、君を待ってる間、僕は本を読んでいた。そういや、前に君に会った時は読んでいなかった時期だったかもしれない。なんて想い出した。いつぶりだったっけ。でも、そんなに経ってないよな。なんて、言いながらカフェを出て、僕が前から君を一度連れて行きたかったイタリアンの店に、足を運んだっけ。レバーパテが、うまいから、一度君に食べてみて欲しいんだ。って前々から言ってた店に、君と来て、窓際の席で君と僕は、握手をしたっけ。いつだって僕らは会うと握手で始める。僕らの、挨拶だ。
生ビールを注文し、料理もいくつか頼むと、僕は煙草に火をつけて、ようやく、口を開いたんだよな。
少しだけ、休息しようかなって、想うんだ。って、言ったら、君は顔色ひとつ変えずに、少しだけ、休息したら。って、言ってくれた。まだまだ僕らのツキアイは、短いかもしれない。だけど、僕らは、良い関係じゃないかなって、想ってる。いや、僕の、勝手な思い込みかもしれないけれど。
何かあったのか。どうして、休息したいのか。と、君は僕に問いただす事もなく、静かに、ビールを飲みながら僕の顔を、見ていた。ああ、この時間が、好きだ。って、僕は想う。だから、ゆっくり少しづつ、僕は言葉を声に出して、君に伝えた。僕の想いってやつを。
君に、話したって何がどうなるとも限らない。君に、話したって、つまらない話かもしれない。
だけど、君はいつだって僕の話を、静かに聴いてくれる。非難もせず、批判もせず。静かに、静かに、ただ、聴いてくれた。そして、僕が話し終わった頃に、君がようやく話し出す。君の話、僕の話について。静かに、ゆっくりと。そして、最後は、いつだって僕の応援をしてくれる。良い友人だなって、想う。僕は、友人に恵まれているなって、実感する。いつだって、僕は感謝の気持ちでいっぱいになるんだ。ありがとう。
次に、君に会う時は、僕の大切な女性を紹介出来たら良いなって、いつも想うけど、なかなかそうはいかないみたいだね。いつか、きっと、そういう女性を君に紹介出来る日まで、愉しみにしててよ。
01266
スピッツの、運命の人が、かかってるんだ。
さっきは、アジアン・カンフージェネレーションだったっけ。オートで、かかってるんだけど、懐かしいな、運命の人。なんて想いながら僕は今、こうしてパソコンに向かっています。この曲、かわいいなぁって想う。聴くたびに、そう想う。好きだな。いつか、僕も運命人を見つけたいなって、想う。いつか、きっと。いつか、きっと、さ。その時は、君にも、祝福して欲しいなって想うんだ。世界中の人に祝福される事は夢を見ていないけれど、きっと君だったら、祝福してくれるんじゃないかなって、想うから。
今日の僕は、実にゆっくり、まったり、してて、なんだか現実に存在していないような、そんな気がしたんだ。眼が覚めた瞬間、なんだか張り詰めていた糸が切れてしまったような、あれ、俺これ、夢じゃないよな。起きたんだよなって、感じで、ふあふあしてる感覚だったんだよ。掃除したり、洗濯なんかもしちゃったりして、さ。そして、箱テッシュの在庫が少ないのでドラッグストアに行ってみたりも、したんだけど、なんだか夢のような、現実じゃないような、そんな気分だった。
明日は、何しよう。明日は、何しよう。予定なんか、何も、ない。明日の、予定なんか、いらないや。
自由に、過ごそう。想いのままに、カメラを持ってでかけるのも、良いし、そのままうだうだしてるのも良いし、眠ってたって良い。予定なんか、計画なんか、しないで、ただただ本能で過ごそうかなって想うんだ。計画性ゼロで、さ。今の僕には、計画だって、予定だっていらないのだから。何だって、出来るし、どこだって、行けるさ。午後からは、雨が降るって言ってたっけ。天気予報。だったら、なおさら、何をするわけでもない日にしたって、良いかなって、想うんだ。雨の音、聴きながら、じっとしてたって良いんじゃないかなって、さ。ああ、でも、たまには傘なんか差して、雨の中散歩するのも、良いかな。なんて、想っちゃった。
明日、何しよう。明日は、何する?予定なんか、何もないさ。予定なんか、立てないよ。
本当は、君に会いに行けたら。って、想うけれど。我慢するんだ、きっと。
我慢、するんだ。暫くは。我慢するんだ。僕は、ちゃんと。ココロは、いつだって一緒なのだから、さ。そう、強く想う。強く、強く想うんだ。君に、会いたい。君に、会いたい。逢いたい。だけど、うん。逢わないさ。

