夜明け前。 -160ページ目

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  夜明け前。












臆病に、なってるよ。今の僕ってやつは。だって、そりゃ臆病にもなる。君と、あいつと、僕。決して道は、重ならないんだからね。だから、臆病にも、なる。だけど、欠かせないんだ。僕には、必然で、必須。そんなのって、ないんじゃないかなとも、想う。そりゃ、自分勝手だから、ね。だけど、必要としてるって、事。欠かせないんだ。大切なんだ。とても、とても。













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  夜明け前。












遠くに居るから、逢えないから、繋がってるって事。そういう繋がりも、あるよ。だけど、本音は、逢いたい。逢って、話がしたい。顔を見て。笑顔を、見たい。少しでも、良いから。だって、せっかく繋がったんだから。君と、僕。












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どれだけ本を読んだかわからないけれど、心に残ってる文章って、案外少なかったりする。どれだけ映画を見たって。心に、残る映像って少なかったりも、する。だから、どれだけの人と出逢ったって、同じ。色々な事情で、逢えなくなったり連絡が取れなくなったりすると、いなくなってしまう。今、僕の心の中は、どれだけの本の文章と、どれだけの映画の映像と、どれだけの人の笑顔が、残ってるんだろうって、想うと、なんだか少しだけ、寂しい気分になったりも、するんだ。同じように、僕以外の人が同じように想ってるのなら、それもそれで、寂しい気分になってしまう。












  夜明け前。







誰もが孤独な気持ちを抱えてるんだって、そう想えば強くなれるわけじゃないって、想うんだ。