夜明け前。 -120ページ目

1554



  夜明け前。









2010年の僕は、オキナワに行ったり、北国に行ったり、伊豆へ行ったり。色々な場所で、色々な人と、出逢った。2011年の僕は、アオモリに行ってきた。1月のアオモリに。雪が物凄くて、なんだか、素敵だったっけ。次は、どこに、行こう。どれだけ、東京から離れてみたって、君以外の別の人間と一緒に旅行したって、君との約束は果たされないけれど。だけど、僕は、じっと動けないままじゃだめだってわかったんだ。わかったんだ。日曜日の暖かい日差しのおかげでうとうとしてしまった僕は、遠い昔の昔話みたいな恋の夢を見た。それは物凄く物悲しくそしてあまりにも子供過ぎてて。目が覚めた瞬間、腹が無性にすいていた。あぁ、僕って、今刺激を求めているのかもしれない。そして物凄く刺激に貪欲なのかもしれない。人肌、恋しい。って、想った日曜日の憂鬱。今日も僕は、元気です。2011年の、僕は、元気なんだ。



















01553















今年の桜は、物凄く綺麗で、そして、なんだか儚くて、物悲しい。

気がついたら、3月31日になってて、それも、もう、あと少しで、終わってしまう。

僕は、元気です。毎日、時間と戦って、追われてばかりなのだけど、元気なんだ。君の事を想いながら、夢にも見ながら、なかなか逢えない歯がゆさに、どうにかなってしまいそうになったりもするけれど、それでも、君が僕を忘れてしまわないように祈りながら、毎日を過ごしているんだ。もう少しだよ、あとちょっとで、僕に、僕の時間が戻ってくるから、それまで少し、さようなら、一人で、戦うんだ、時間と。
















01552









  夜明け前。










雪が、降ってるんだ。それもとびきりの大雪。僕は、窓から離れられなくなってしまって、そしてぼんやり君の事と、明朝の電車の事ばかり気になってしまっているんだ。2月だよ、2月1日。雪が、降ってるんだ。とびきとの大雪が。夢じゃ、ないよね。