朝 4時頃目覚めた
家の外で 風がドドドと
音を立てて
走り回り
家の雨戸に体当たり
庭木を揺さぶる
道路を 縦横無尽に
駆け回る
仮面をかぶった嵐が
そこらじゅうを
暴れ回っているようだ
おお こわ
今朝は新聞をとりに
行きづらい
ドドドとまた音が聞こえる
そうだ
風は時に 言葉を発する
ドドドとか ひゆるひゆるとか
ザザザとか ドタン バタンとか
まるで 人を怖がらせて
支配者になつているようだ
嵐に人間は勝てない
注意深く 身を守って
外を歩くしかない
おそれ入りましたと
思うばかり
時に 自然が 支配者となり
時に 人間が 支配者となり変わる
結果はどうあれ 危険はある
自然と共生する時
計算尽くした利益を求めることもある
人間は意識的に
又は 無意識でも胸中に
見えない計算機を持ち歩いてうる
何があっても 対応できる多様性がある
人間はすぐれている
発展し続ける未来がある
大したもんだと思う一方
自分は その未来を創れるのかと思うと
不可能だ
毎日 毎日
作る 食べさせる 寝るの
繰り返しで
いつの間にか
未来が短くなってしまった
無力と言っていいほどの
おばあちゃんになってしまった
これからは
みっともない 死にかたをしないよう
心がけることだった
それが 今の自分の未来です