雨ふりゃ 無地の傘で
雨をよけ
風ふけゃ ジャンパーを
一枚ふやして防ぎ
雪ふりゃ ニットの手袋と
コートに マフラーをする
暖かい日差しの時は
薄手のブラウスを選び
これで寒くないかと
気にする
汗が吹き出る 猛暑にゃ
タンクトップに短パンでも
バテて クーラーの部屋に
寝転ぶ
四季折々を乗り越えてきた
天気をかいまみて始まる朝
今は 冬なので
厚手の肌着にタイツをはき
セーターの上から
明るい柄物のベストを着用する
若い頃は こんなに
天気予報を気にしていたかしら
着替えもそこそこに
超特急で玄関を飛び出して
行ったように思う
決して 計画的に生きていなかった
雨にしごかれ 濡れて帰った
日もあった
風にあおられて
髪をクシヤクシヤにして
帰った夜もあったように思う
懐かしい記憶の中で
アニメになった私が
どたばたしながら生きている
その様に
ほっこりと微笑む
白髪の私
あの頃に戻りたい
戻りたくない
ほほづえついて
娘時代のオフィスガールの
姿を浮かべる
その中に
亡き父母の姿もある
ずいぶん お世話になった
親孝行できなかった
私は冷たかったと
思えてならない
今 娘達は ずいぶん
親孝行してくれる
子は世話がいきとどかないほうが
立派になるものだと
独りよがりな
説をとく
料理を真剣に 取り組んだ
からだとも思う
子の負担になってはいけない
今の健康を維持して
厄介ものにならないよう
気を引き締めていこう