遠い昔

私は してはいけない恋に

あやつられ

迷い動めく沼に 

溺れそうになったが

どうにか 抜け出した


悔恨が目に刺さり 取れない為

騒ぎながら生きて来た


今でも 暗い映像が浮かんで消える


恐れの故に

若くはない故に

自信がない故に

道をはずす事はできなかった


過激に突き進む 矢のような青年を

闇に残した


これを宿命と呼ぶ


つきまとう

宿命は 今なお許さず

私を荒波で拾って

大岩に叩きつけ 傷を負わせる


心の奥を探り

魚を解体するように

あらわにしようとするが

十分 私は素裸になって

生きているつもりだ


宿命は 闇の中で顔を出す


妄想の恋を 許してください


罪の石は 大きく重たい


繰り返し 繰り返し

責め続けられる


私にとって

今の暮らしは かけがえのない宝物


どうすればいいか 問題は残る


あなたの幸せを 祈る

あなたの幸せを 祈る


だから 解放して下さい


精神的に 痛めつけないで下さい


私は宿命を 恐れる


あなたを 恐れる