投資利益率(ROI) 「一般的にロイと言われています」 知っているだろうと思いますが、 投資に対する利益の割合です。
例えば1億円の新規設備投資をします。
その投資に対する付加価値が50%、5,000万円だった場合とします。
そこからその投資に対する固定費、例えばその投資に対する人件費
1,000万円や、償却資産税やメンテナンス代等の1,000万円を
控除します。差引残った金は3,000万円です。
その時の投資利益率は「30%、3,000万円」です。
ある経営者に尋ねました? そうしたら、投資利益率が30%、3,000万円は当たり前だ! そうでないなら新規設備投資なんてしませよ、
という答えが返って来ました。 そういう考え方が広まってきた様に思います。 またこの数字が大切のように思えます。
私は会社には銀行借入金があるのに、個人の自己資金で他人の会社へ出資する人は、間違っていると思っています。
つまり個人で持っている自己資金で他人の会社の株やファンドを買う
人です。 そんな人はいない!いいえ中小企業には沢山います。
他人の会社の株やファンドの投資利回りは高くてもそれはせいぜい
「8%、800万円」程度です、 それに比べて自分の会社への投資は
そのほとんどが「30%、3,000万円」です。
だから個人のお金で他人の会社へ投資するのは間違いなのです。
六、つづく・・・・