では、会社を利益体質にするには、何が必要か?
それは 「効果的な経営戦略の立案とそれの実践」 です。
ところが殆どの中小企業ではその 「経営戦略」 というものを持っていません。
それどころか、意識もしていません。 これでは利益体質にする事はまず無理です。
ではどうしたら良いのでしょうか?
私は毎月の経営会議の時、予実管理はせいぜい30分程度で切り上げ、
残りの2時間は経営戦略について、検討 討議をしています。
殆どの経営者は日常業務に忙殺されています。
だから経営戦略なんて考える時間は有りません。それとなかなか会社を
客観的に見る余裕も無いと思います。
しかし、1か月に1回、2時間程度、経営戦略についていろいろ検討すれば
1年後か2年後には効果的な経営戦略が立案出来るはずです。
その時に効果を発揮するのが計画経営を作った時に検討した、
得意先別、商品別、の売上・付加価値分析、と部門別損益計算です。
これを徹底的に検討します、そうすると自然に経営戦略が立案出来てきます。
四の項 つづく