こんにちは、でぃあんじぇろんです。

 

僕の大学も遂にウェブ授業になりました。多分前期はずっとこのような感じなのかと思います。

 

 

さあ、今回は第3回目です、その第3回目を飾る大学は

 

 

専修大学です!!!!!

 

 

 

 

インカレ決勝では惜しくも敗れてしまいましたが、準々決勝での盛實のゲームウィナーは最高でしたね、ここ数年でNo1プレイだと個人的には思っています。

 

それでは昨年の成績を確認してみましょう。

 

 

 

トーナメント 4位

新人戦 準優勝

リーグ戦 3位

インカレ 準優勝

 

 

PG キング

SG 盛實

SF 寺澤

PF 西野

C フィリップ

 

 

安定して好成績を残したって言葉が一番しっくりくる大学ですね。トーナメントでは盛實を欠く中4位、新人戦は2年生が躍動して準優勝。リーグ戦では中盤調子を落とすも、終盤怒涛の7連勝を果たし、その勢いのままインカレも準優勝まで駆け上がりました。

そんな専修大の今年のラインナップは

 

 

 

 

 

PG 重冨(周) 喜志永 重冨(友)

SG キング 野﨑 

SF 寺澤 齋藤 山本

PF 西野 米山 竹田 遠藤

C スティーブ ケイタ

 

 

 

 

 

 

最初に受けた印象としては、どのポジションにも相当な実力者を揃えていますが、“ラストポゼッションは誰がボールを持つのか”が決まっていないなと感じました。昨年は盛實がいましたし、東海大には大倉や河村がいて、筑波には山口や菅原がいます。西野は得点力に関しては申し分ないですが、ハンドラーではないのでそこは懸念点です。ですがその他は機動力、身体能力、得点力は申し分ないので、昨年の新人戦でみせたスピーディーなバスケットを展開できれば、今年も相変わらず強いと思います。

 

 

 

さて、各ポジション別にみていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはPGとSGです。PGのスターターは重冨(周)で、控えには喜志永、キャプテンの重冨(友)がいます。

 

 

重冨の両選手は外見だけでなくプレイスタイルも非常に似ています。ストロングポイントとしては、ディフェンス、ゲームメイク、メンタルなど、パス優先系のPGとしてはトップクラスの力を持っています。負けん気の強さから、一部界隈では性格が悪い、手癖が悪いなどと批判されることもしばしばありますが、私はPGには闘争心の高さは常に求められる点だと思っていますので、逆にプラスにとらえています。ウィークポイントとしては、172㎝という、大学バスケでもかなり低いサイズ、あまり高くない身体能力、そして得点能力不足が挙げられます。サイズと身体能力は見ての通りですが、得点に関しては、サイズ不足のためブロックされてしまったり、離されて守られているのでレーンをふさがれてしまうことが多々あります。そこでアウトサイドシュートを決められれば良いのですが、これもあまり確率が良くないため解決には至りません。

 

私個人の感想ですが、これは数年前から言われていたことではあると思うので、多分解決しないのではないかと思います。しかし、今シーズンはスピーディーなバスケットを展開していくと思いますので、彼らのパス能力は存分に活かされるのではないでしょうか。

 

 

そして喜志永です。シーズン後半は怪我のため欠場しましたが、前半はトーナメントから出場機会をもらっていた期待の選手です。彼は180㎝前後のサイズで、シュート、パス、ディフェンスとバランスよくまとまった印象の選手です。このバランスの良さが、彼の良い点であり、逆に突出した点がない弱点でもあると思うのですが、秋山以来の得点力のあるPGだと個人的には思っていますので、彼にも期待です。

 

 

SGには3年生の二人、キングと野﨑がいます。

 

キングは身体能力が非常に高く新人戦では準優勝に導き、昨シーズンからはPGにも挑戦している中心選手の一人です。彼は主にドライブから点を取り、ペイントエリアからミドルを主戦場としています。彼はディフェンスでは身体能力を活かした活躍を見せるので、3Pさえ決められればかなり強力な選手になると思います。

PG転向はこれからのキャリアを考えれば必要ですが、今年もやるかは不透明です笑

 

 

次は野﨑です。昨年は盛實の控えとしての出場が主でインカレなど大舞台での活躍も目立ちました。彼はキングとは異なり、3Pラインの外を主戦場とするのでタイプの異なるプレイヤーが控えているのはかなり大きいと考えます。安定感があるとは言えないかもしれませんが、爆発力は折り紙付きです。ディフェンスも悪くないのでSGはこれからも強みになるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

続いてはフォワードのポジションです。SFには寺澤、齋藤、山本と、タイプの異なるフォワードが揃っています。

 

 

 

まずは寺澤。彼は抜群の身体能力を活かして、リバウンド、ドライブ、ダンクとペイントエリア付近を活躍の場としている選手です。元々PF寄りの選手なので、あまり3Pは得意ではありませんが、年々試打数と成功数も増えているので、3年となる今年はより得点が増えるのではないかと思います。

 

 

続いては齋藤。彼は寺澤とは違い高校時代からバックコートを主戦場にしていたプレイヤーです。ハンドラーから3Pまで打てる、サイズがあるのは強みだと思います。前への推進力があるので、今シーズンのバスケには合うのではないかと思います。弱点は、次の山本も一緒なんですが、体重が軽いことです。当たり負けすることが昨シーズンは見られたので、山口颯斗、土居光、西田優大あたりとマッチアップするのには不安が残ります。

 

 

最後は山本、昨シーズンから出始めたシューターです。専修にはシューターがそこまで多くは無いので、彼のようなシューターは重宝されそうです。インカレ決勝のようなビックゲームでも出場しているので、ワンポイント起用が多いかもしれませんが、彼が決めるとチームが勢いづくのも事実なので注目です。

 

 

3人ともタイプが違うので一番層が厚いポジションですが、彼らは全員ディフェンスが苦手(専修自体がディフェンス苦手だとは思いますが笑)なので、ここは要改善点だとおもいます笑

ここを改善できれば優勝も見えてくると思います笑

 

 

 

次はPF。ここには西野、ジャバ、竹田、遠藤というラインナップです。

 

 

まずは西野、昨シーズンはインカレ得点王にも輝いた、言わずと知れた得点マシーンです。

彼はとにかくシュートが上手で、フットワークもいいです。とにかく、言葉で言っても伝わらないと思うので、CSparkからハイライトを検索してください笑

彼の弱点は、ディフェンス、メンタル、ファウルトラブルが挙げられますが、ディフェンスは上手く手を抜いてやってますね。彼の場合はファウルトラブルに陥らなければよいという考え方なので、これは変わらないと思います笑全てはファイルトラブルから影響してくるので、これさえ対処できればアンストップバブルなプレイヤーなこと間違いなしです。

 

 

控えには竹田と遠藤がいます。彼らは似たようなプレイヤーですが、昨年は寺澤がSFから回ってPFを務めていた時間が多かったので、彼らがプレイタイムを勝ち取れるかは分かりません。

 

 

 

 

最後はセンターです。ここにはケイタとスティーブの二人の留学生が構えます。

 

 

まずはケイタ。昨シーズンはフィリップの控えとして出場していました。フィリップとは異なりポストプレイがそこまで脅威というわけではないですが、今年のアップテンポなバスケには非常にマッチすると思います。今年はセンターで脅威なのはバム、クリスティン、井上、ブラぐらいなので、機動力では決して劣っているわけではないのでかなり期待しています。

 

 

続いてはスティーブ。言わずと知れた福岡第一の守護神で、WC決勝では10ブロックのトリプルダブルを記録しました。彼も第一で見せていたように、アップテンポな専修大学のスタイルには非常にマッチすると思います。更に、ガード陣はディフェンスで力を発揮できる選手が多いので、ブロックの量産も期待できます。

 

 

 

 

 

 

選手層がそこまで厚い訳ではないですが、大学バスケトップクラスのオフェンス力と機動力を兼ね備えた専修大は、今シーズン必ず優勝候補としてリーグ戦に絡んでくるでしょう。

 

 

 

 

長くなりましたがが、専修大は以上です!

 

 

 

関西学連は無観客を発表しましたが、関東はどうなるんでしょうね、続報を待ちましょう。

 

 

 

 

 

では、また!!!!!!!!!!!