お久しぶりです、でぃあんじぇろんです。

 

冒頭のあいさつなど何も思い浮かばないので、早速書いていきたいと思います。

 

第2回を飾る大学は

 

 

 

 

筑波大学です!!!!

 

 

 

 

 

インカレ優勝は見事でしたね、もちろん筑波大学も嫌いなのですが、ストーリーが完璧すぎて脱帽でした。

 

では早速昨年の成績を確認してみましょう。

 

トーナメント 準優勝

新人戦 3位

リーグ戦 5位

インカレ 優勝

 

PG 菅原

SG 牧

SF 山口

PF 増田

C 井上

 

成績はトーナメントでは組み合わせに恵まれ準優勝といった印象で、リーグ戦は後半急ブレーキがかかり5位という結果に。ですがインカレでは牧増田を中心に一つにまとまり(組み合わせ運も味方して)優勝できました。スターターは全員高さがあり、フィジカルもあり、身体能力が高い。吉田監督が好きそうなラインナップを王道で行っている感じがしますよね。

 

そんな筑波の今年のラインナップ(予想)は

 

PG 菅原 野本 中田

SG 半澤 二上 笹山

SF 山口 横地 三谷

PF 浅井 木林

C 井上 三森 藤村

 

 

さて、全体的な評価としては、牧、増田を中心に、長く主力として出場していた世代が抜けたので、戦力ダウンは免れないのかなというのが、率直な印象です。ただ、新加入の選手も含めてサイズのあるロスターということに変わりはなく、機動力も兼ね備えた選手が多いことも事実です。ですので、展開するバスケットに関しては、そこまで大きな変化はないと考えます。大学バスケはやはり筑波程サイズのある面子が揃っているチームはないので、高さ、強さ、早さを活かしたバスケットは今年も健在でしょう。

 

 



では、続いてポジション別にみていきましょう。

 



まずはPGとSG。このポジションから抜けた選手は牧のみで、昨シーズンから菅原、野本、中田と3人のPGと、二上、半澤、笹山のSGがチームを支えます。菅原については、PGとしてのゲームメイク力、ドライブ力、ディフェンス、フィジカルとトップレベルのものを持っていますので、あまり心配はいらないかと。ですがどうしてもアウトサイドからの得点力に関しては安定性に欠けるので、牧がいなくなった今季、そこで脅威になれるかどうかが勝負の命運を分けると思います。続いては野本、2年前のシーズンではケガに泣かされましたが、昨シーズンに見事復活。菅原の控えとして、攻守両面で素晴らしい活躍を見せました。菅原との比較で言うと、ゲームメイクとフィジカルでは劣るが、ドライブ、ディフェンスではタイプが異なる点を含めても5分5分、アウトサイドは菅原より少し勝るかなという印象です。ただ、菅原よりターンオーバーやファウルをしてしまう印象が強いプレイヤーなので、その点を含めると、全体的にはやはり菅原で、今年もリザーブに回る機会が多くなるのではないでしょうか。3人目は中田です。この選手は昨年の新入生の中では一番プレイタイムをもらっていた選手です。あまり身体能力は高くなく、身長も低いので、相手ガードが高さのある選手だと少し出し辛さを感じてしまうのですが、筑波のガード陣の中では随一のシュート力を持っているので、昨年同様、逆境の時の起爆剤として起用されることになるのではないかと思います。

さてSGには、正直この2年間、牧の陰に隠れて全然インパクトを残すことができなかった3年生の半澤と二上がいます。高さはあるのですが、シュート力も中途半端な感じがすることは否めないので、今年どういったプレイを見せてくれるのかは楽しみです。3人目は笹山ですが、彼についてはほとんど何もわからないので、ノーコメントで。とりあえずシーズン序盤は菅原、野本の2ガードをスターターにして、そこに中田、半澤、二上らを混ぜていくのかなと思います。

 




次はSF、PFの両フォワード。

昨年ブレイクした山口の控えに新入生の三谷と横地、PFには浅井と木林が備え、5分の3は大濠という面子で構成されています。最初は、昨シーズンブレイクした大エース山口です。彼は、フォームなどは好みではありませんが、ここぞという場面で確実に得点できる数少ない選手だと私は思っています。193㎝ながら、相手を置き去るスピードと鍛え上げられたフィジカルで確実にペイントエリアまで攻め込めます。シュート力に関しても、ミドルはあまり打ちませんが、3PはC&Sならそこそこの成功率なのでオフェンスに関しては文句のつけようがないと思います。ディフェンスとリバウンドに関しても及第点レベルではあるので、今年も彼には期待できます。控えにはウィンターカップで大活躍を見せた横地と、広島で特別指定選手としてプレイした三谷が控えます。横地は大濠のエース、メインハンドラーとして3P、ドライブ、ジャンプシュート全てにおいて高レベルのプレイヤーです。筑波のバスケットを見ていると、ハンドラー(ドライブができる選手)を多く揃える傾向にあると思うので、併用しても問題は無いと思います。三谷に関しては、一度見たきりなのであまり詳しいことは言えませんが、横地と似たようなプレイヤーではあるものの、ワンマンチームであったために、よりインサイド、ポストでボールを持つ機会が多かったように思います。ですので、タイプ的には増田に今は近いと思いますが、他に得点が取れる選手が多いので、彼がプレイスタイルを変えることは十分に考えられます。むしろ、アウトサイドに近いところでのプレイが求められると思いますので、シュート力の向上は必須だと思います。

続いては木林と浅井です。私の中ではこの二人は似たようなプレイヤーのくくりで、ストレッチ4、フィジカルが強くなく高身長。ドライブができる選手が多く、全体的なサイズも大きいので、無理にPFがインサイドでゴリゴリ戦う必要はあまりありません。ですのでオフェンスではシュートさえ決めれば比較的スムーズにいくと思っています。しかし、問題はディフェンスです。二人とも高さはあるのですが、スピード、パワーが他の選手と比べても不足していると感じます。例えば、東海大の佐土原がマッチアップだとすると、あのドライブを止められると思いますか?専修大の寺澤スピードについていけると思いますか?僕は正直厳しいレベルだと思っています。ですので、フォワードはSFの山口、横地を中心に回していくのだろうと思っています。

 




最後はCです。

ここには、三森、井上、藤村と、2m超のビックマンが3人も揃っています。筑波は、3人とも機動力があるので、インカレ決勝で専修大相手に行っていたように、ビックラインナップを組むことができます。これはなかなかできる大学は少ないので、かなりのアドバンテージになります。実力的に言えば、井上、三森、藤村の順番となるので、あまり藤村の出番はないと思います。それに加え、木林、浅井もサイズだけみればCもこなせますので、一番激戦のポジションかもしれません。ですが、リバウンド以外に強みといえるところが少ないので、個人で打開できる選手がいれば、、と思うポジションでもあります。ですが、全員の実力差が他に比べ小さいポジションですので、一番充実したポジションかもしれません。

 

 

今回もだいぶ長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。

 

コロナ騒動、いつ収まるんでしょうかね。早く少しでも収束して、NBA、Bリーグ、そして大学バスケを楽しみたいところです。

 

それではまた。