ぎっくり腰、大変おおきな痛みを伴って、ひどい場合は動けなくなり、息をするだけでも痛い状態になります。原因は様々で、検査でも特定できないことが多いようです。1週間程度でよくなり、元の生活に戻れるのであれば、背骨まわりの靭帯や筋膜の損傷の可能性が高いです。定期的になってしまう人へ、お勧めの予防方法は2つあります。

①筋肉を鍛えておくこと:25歳を過ぎれば筋肉はどんどん衰えますので、刺激しておくことが必要です。腹横筋がしっかりしている状態をつくりたいので、2日に1回、3分のプランクをしましょう。

②疲れをためないでリセットすること:日常生活で、疲れが「蓄積」しているサインを見極めることです。疲れるのは良いのですが、蓄積する前に対処します。ぎっくり腰になったときに、そういえば仕事が連勤だった、自分でタイヤ交換した、子供と鬼ごっこして走った、雪かきをしたなど、いつもやらないことをしていた、ということはないでしょうか。ぎっくり腰になってからではあとの祭りですので、疲れをためない、あるいは溜まるような気配があったら休むなどの学習が必要です。だから①も、毎日ではなく2日に1回としています。

これだけで変わるかもしれませんよ。