ジャンプをする=地面から体を浮かせる、という動作は、かなり強度が高くなります。体重60kgの人であれば、60kgを10cm一気に挙げるだけで、相当な力が必要なことが想像できます。とても大変なので、人がジャンプをするときは、体中の筋肉を総動員します。これを上手(効率よく)にするには、筋肉たちが団結・連動していることが重要です。膝をほとんど曲げず、足首だけを使う感じで、地面から1cmだけ体が浮く程度の細かいジャンプを20回ほど繰り返しましょう。普段、筋肉をマシンなどで個別に鍛えている人などは特に、この団結・連動を取り入れてほしいなと思います。高く、ではなく、細かく速くできるようになれば、団結・連動が高まってきたサインです。本来の、人の動きです。