健康づくりに気を付けている人は、毎日〇〇している、というような決まった運動がある場合が多いです。とても素晴らしく、続けていることそのものに価値があります。でも、トレーニングの観点から見た特異性の原理に則せば、運動したとき、その動作で使ったところしか鍛えられません。しかも同じ場所に疲れがたまりやすくなります。特に筋肉を刺激したり、体を調和させることを目的とする場合は、様々な動きを不定期に取り入れることをお勧めします。昨日はルートAを歩いたから、今日は坂の多いルートBを歩こう。今日はスクワットをしたから、明日はレッグランジをしよう、などです。会社組織や腸内細菌でも重要視される多様性を、運動にも。