心理カウンセラー ひらいなずです
自分の欠点も弱点も受け入れる胆力があるかどうかは大事である
そうでないと自分の悪い部分がバレないように心を砕いて奔走してしまう
そして、いつかは心折れ闇の中へ沈む
自分の弱点を受け入れる時の受け入れ方がいくつかあるが
一つ目のタイプは「拗ねて受け入れる」人
「どうせ、私はダメな人だし」という諦め
「ほら、私、出来ない人だから
こんなダメな状況でも受け入れて我慢して生きていくしかないよね」
そんな風に、拗ねてあきらめている人だ
それは結局、自分のダメな部分を受け入れてはいない
自分を責めているだけなのだ
もうひとつのタイプは「ダメな自分をコーティングする」人
「ほら、私以前はダメダメだったけど、今の自分はダメじゃなくなったのよ
今の私、素敵でしょ！」
これも、結局はダメだった自分にバッテンつけ続けている
以前のダメさ加減に戻ることが不安・恐怖になってしまう
で、自分自身をも騙すかのごとく
一生懸命に、キラキラコーティングにいそしむのだ
これも、ダメな自分を受け入れているわけではない
自分の欠点も弱点も受け入れる胆力とは、
そんな自分で生きていく覚悟の中にある
そんな自分を認められること、それが第一歩
変な自分、馬鹿な自分、失敗する自分、おかしな自分
ダメなことやっちゃう自分、嫌われる自分、怒られる自分
人の気持ちがわからない自分、自己チューな自分
そんな自分で生きていく覚悟をするしかないのだ
その上で、自分はどんな人生を歩みたいと思っている？を自分の心に問うてみる
自分の残りの人生をどんな世界にしたいのかと向き合い
弱点のある自分としてどう生きるのかを考えてみるのだ
するとそこには、思いの外に自分らしく生きている姿が浮かんでくる
弱いだけではない自分、欠点だけではない
いろんな人と関わり合い、助け合いながら生きていく自分
そんな自分の発見に至るのだ
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