心理カウンセラー
ひらいなずです
「自分でも、自分のことがわからない」そんなことがたくさんある
「本当にやりたいことがわからない」
「自分がやめたいことがわからない」
さほど嫌なこともなく、さほど好きなことなく
漫然と日々過ごしている感だと、自分の気持ちに気がつきにくい
そういう時は、自分の感情を周りに合わせて生きていることが多い
そしてそれが、何十年と続いているとしたら
ますます人の感情と自分の感情との境があやふやになる
たとえば、「やりたいこと」の中に「自分らしく人目を気にせず過ごす」
という気持ちがあったとしても
「心の中で、自分勝手に振る舞われた相手は、嫌だろなあ…
人に嫌な思いをさせることは、自分も嫌だし…
うーん、やっぱり、これは、自分のやりたいことじゃないなあ」
そんなことにしてしまう
そうやってグルグル考えている間に、自分のやりたいことが
わからなくなっていく、悪循環
いつも周りの人にあわせて生きてきたとしたら
いつも誰かに「認められて」「受け入れられて」「愛されて」
そんな状態でなければ、居心地悪くて過ごせなくなる
そして、
人の役に立てる自分の確認
愛されている自分の確認に奔走していくようになるのだ
これが「依存」の始まりになり、仕事依存、恋愛依存となるわけだ
ずーと何かの仕事をしていないと不安になる
ずーと誰かと恋愛していないと不安になる
まず、この不安のループから抜け出せない限り
今の自分のやりたいことが、仕事だったり恋愛だと思い込むわけで
「自分の本当にやりたいこと」が見つからない
一度、つい自分が周りに合わせしまう場面を振り返ってみるといい
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