心理カウンセラー
ひらいなずです
「自分は嫌われている」と
つい思ってしまう人がいる
幼い頃にイジメられたり
親から強く叱られたりすると
「誰からも愛されない」と
思い込んでしまうことがある
この思い込みは
その当時の現実を覚えているわけでなく
その時に自分なりに解釈したことを
覚えていたりするのだ
たとえば
イジメられた、攻撃されたと思っているけど
実際は、きっかけは、
自分がイジメていたことだったり
親が強く叱っていたのは、
自分が、とってもやんちゃな子で
いつも親を困らせていたからであったり
そんな事実があるにもかかわらず
人は、自分が感じたことを記憶として残すから
「自分は、誰からも愛されていない」という
思い込みが残ってしまう
この思い込みがあると
人に対して、優しいふりはできても
心からの優しさやあったかさで周りの人と
接していくことができなくなる
そして、誰かに愛されていると実感が持てないため
「自分が愛されていると実感する出来事」を
探し続けることになる
たとえば
いつも自分の話を聞いてくれること～
会話の中でアイコンタクトをとってくれること～
お茶に誘ったら応じてくれること～
もっと、極端に言えば
自分のことをを好きだと言ってくれること〜
自分と体の関係をもってくれること～
そんなことが自分の
「嫌われていない証拠」になる
「自分は誰からも愛されていない」思い込みが強いと
どんなに、周りの人から愛されていても
その愛に気が付くことができない
自分が誰かに優しくしてあげても、
それは優しいフリに感じる
人も自分も信用できないので
何か、嘘くさく感じてしまうのだ
だったら、どうする？
それは
「どうにかして愛されよう」とすることを、やめる
これ怖いと思う
ずーと嫌われないように生きてきた
条件反射でやってきたこと
そのために、いつも周りの人を見張って
誰か自分の悪口を言ってないか気にして
生きてきたわけで
自分のことを否定する人がいれば
怒ったり、嫌ったり、
否定仕返ししたりして
ずっと、心が忙しかったことだろう
それをやめるということなのだ
愛されようとすることをやめる勇気
これをやると
周りの人ともめるかもしれない
ひとりぼっちになるかもしれない
「ほら、やっぱり、私嫌われる」って
怖い感情が襲ってくるかもしれない
でも、ここからが始まりだ
夜明け前がいちばん暗いように
ここを抜ければ
自分を愛してくれる人が現れてくる
というよりも
愛されていたという実感が出てくる
この時に
今まで、周りの人の愛を受け取り拒否して
他人を信じていなかった自分に気が付く
自分のほうが、周りの人を傷つけてたことが
みえてくるわけで、そしたら、いったん落ち込むものだ
「被害者面した加害者」
自分はなんとひどい奴だったんだろう
周りの人への申し訳ない気持ちと
なんと自分が傲慢だったのか
恥ずかしくなるだろう
本当の感謝はそこから生まれる
そこから、あなたの人生が新しく始まるのだ
「愛されようとすることをやめる勇気」
やってみるといいのだ
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