「書籍化審査考察」2 キャラクター | 貴方の小説を読ませる工夫

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経験談を元に小説の質を高める書き方。宣伝方法についてのご紹介。「書き手同士・書き手と絵師との交流について」等の情報収集結果や考察を載せてます。他知り合いの作者様の作品で書き手の役に立つと思ったものを発信します

「書籍化審査考察」シリーズ2はキャラクターについてです。
*尚小説の書き方は個性ある故に絶対これが正解ではないのを、重々承知でお願いします。

*主に電撃大賞がシンプルかつ詳しく審査基準が載っていたのでそこからの抜粋と星海社(ノンフィクション作品募集してる方)が辛口ながらも正直な審査員の感想載せていらっしゃるので参考資料にしました。

 キャラクター。私が大事にしているのは何故そうするのかという行動心理とこの子だからこその性格表す台詞です。容姿もキャラを表す武器ですけど、それは設定かなって感じで優先順位は3位。台詞は毎回悩みどころ。ただ物語に沿わせて喋らせるのが嫌いでキャラ設定と合わせながら四苦八苦してる。
 小説家になろうでの知り合い作家様で、台詞センス抜粋の方がいて参考にしてます。後日紹介許可もらえたら載せますね。

 さて考察に移りましょう。
電撃大賞審査員からのアドバイス一部抜粋
「キャラクターの行動原理をしっかり考えよう! 一度読み手にキャラクターイメージが入りますと、その後の展開でもそれぞれの行動原理なども気になり、常にストーリーの流れに影響してきます。なので、先に物語のプロットを立てることも大事ですが、「このキャラはこういった場合にどういう思考で動いているのか」ということを常に踏まえた上で、ストーリーを考えていくとより良くなると思います」

「魅力的なキャラクターに惹きつけられて、ぐいぐい小説を読み進めた経験が皆さんにもおありだと思います。セリフ回しひとつ、行動ひとつにもそのキャラの性格がきちんと反映されていることで、より魅力が際立ちます。ストーリーの中で起こる出来事への反応や対処法がそのキャラならではのものであることで、読み手にもキャラクターを強く印象づけることができると思います」

「良くも悪くも、強烈なキャラほど頭に残り、またイメージも掴みやすいものかと思います。魔法も超能力も全然使えない『とある魔術の禁書目録』の上条当麻、あんなにスタイルがいいのに首から上を欠いている『デュラララ!!』のセルティ、泣くことのできない『境界線上のホライゾン』の葵・トーリ……彼らの持つ弱点・欠いた点は面白い設定にもつながりますし、またその弱点をどう克服するか、どうやって逆手に取るか……などなど、物語の重要なポイントで、ドラマが盛り上がるきっかけにもなってきます」

正直に告げますと……三番目は基礎ですよね。これ。私は小説書くときこちらの本を
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読んで学び、きれてませんが書き始めました。本にもキャラクターシートを作る際は弱点、ギャップが必要とありました。
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でも中には出来てない方や現在はチート物流行ってたりして微妙になってるやもしれないので念の為抜粋した所存です。  
個人としては反対に弱点多いけど、これだけは強いってのもあり。

「魅力的なキャラクターに惹きつけられて、ぐいぐい小説を読み進めた経験が皆さんにもおありだと思います」

あるある。わかります。『デュラララ!!』や『バッカーノ』がまさにそれでした。テニプリのようなキャラ強過ぎて、もはや根本の設定スポーツ吹っ飛ばしてしまうギャグレベルまではいかなくても良いと思いますがキャラ性は大事です。が、難点があります。私が現在困っているのが登場人物の数。長編書かれてる方「ストーリー上どうしても必要で色々考えてたら二桁いってて読者に覚えてもらう工夫凝らすのが苦労している」なんて経験もあるのでは。
 登場人物でグーグル先生に尋ねた結果
「登場人物の名前覚えられず読むの進まない」外国が舞台・推理系の小説などで見られた読者の気持ち。
「誰だっけ、こいつ⁇」は私の小説に書かれた感想です。
イラストはなく文字だけだと登場人物全員覚えるのは難しい。だからって全員個性的過ぎても逆効果。テニプリ現象なりかねません。
対処としましては名前は地の文に紛れ込んでしまう平仮名表記や、登場人物で似た名前はなるべく避けるのが無難と調査結果出ました。

お手本は小説じゃありませんがゲームの「逆転裁判」や漫画の「黒バス」キャラクターわかりやすいですよね。役目・色・自然物、性格が関連付いてて覚えやすい。あれは名前スラスラ言えます。だが、しかしここでも問題が。

キャラ被りです。

小説・漫画・アニメ沢山作品あり、被らないようしてたら設定盛りだくさん、キャラ崩壊してしまう。シンプルな方が覚えやすいのにどうすれば。
私なりの答えはストーリーと設定がオリジナルならキャラもオリジナルになるです。キャラはストーリーや設定で言動変わりますし、そこで勝負かなと。それと本にはキャラクター同士の関係性、例えばライバル、幼馴染。主人公と繋がりある人物は覚えやすいらしい。
例えついでに私は「ハリー・ポッター」ハリーとロン・ハーマイオニー・スネイプ・ダンブルドアしか覚えてません。この事から関係性はその通り登場人物覚えてもらう工夫になるなと思います。更についでで今私が好きなキャラは逆転裁判(検事)の御剣さん。愛おしい。

結論:覚えてもらうには、そのキャラだからこそのストーリーで動かす。主人公と繋がりあったらなおよし。
魅力的キャラクター:言動しっかり作り込まれてるに加え、ギャップあって地の文に混ざらないシンプルな名前。

そして前回ストーリーでの結果【「ストーリーって作るの一番最後で良いのでは」でした。設定とキャラの肉付けとしてストーリーを紡ぐのがA評価ストーリー・プロット作りやすいかも】はあながち外れてはなかったのでは。
考察冒頭にあった抜粋部分

「先に物語のプロットを立てることも大事ですが、「このキャラはこういった場合にどういう思考で動いているのか」ということを常に踏まえた上で、ストーリーを考えていくとより良くなると思います」

 ようはキャラ先に作っておかないと成立しませんよね。でもストーリーからキャラ生まれるのが普通にも感じ、さらなる考察が望ましく研究中です。
なんて語ってて自分の作品は⁇ と不安になったので、心優しい人・現代ファンタジー/群像劇/学生/携帯のキーワード引っかかった人はこちら是非ともよろしくお願いします。
テーマは超能力、人外の力手に入れた人間の行動心理です。
そしてこの記事に興味お持ちになられた方いましたら電撃文庫様の審査マネしたABCDE評価企画もどうぞよろしくお願いします。