5月下旬、急に寒くなりましたね〜秋真っ盛りのニュージーランドです。
私はオークランドのホテルでハウスキーピングとして働いています。
多種多様な民族がいる多国籍な職場です。
出勤しハウスキーピングオフィスに行くと、スーパーバイザーのイロナが火が吹きそうなほど吠え怒っていました。
事情を聞いてみると、
ゲストからすんごいクレームがあった。
との事です。
「ツインルームからキングルームに変更を頼んだのに、ツインのままだった!プンプン!!」
らしい。
職場ホテルのひとつであるibis Hotelはベッドが組み合わせられるので、ツイン部屋のベッド2つをくっつけて大きなキングサイズベッドにすることが出来ます。
予約の段階で何も指定しなかったりすると、ひとりなのにツイン部屋が割り当てられる事があります。
そんな時は「キングにしてください」とリクエストする事が可能。(出来ないibisもあります)
ただね〜、ベッドチェンジはメンドクサイんですよ。
だけど、やらねばならぬ。
その部屋を担当したのは
過去記事↓
に登場している、元犯罪者と喧嘩して大騒ぎを起こした子。
ハウスキーピングたちは自分が担当する部屋のリストを見ながら清掃するんですが、そこには”タオル多めに”とか”清掃はしなくてもいいけどゴミだけ片付けて”などゲストからのリクエストも書かれています。
もちろん、彼女のリストにはしっかりと
「ベッドをツインからキングに変更」
と書かれていましたよ。
それをね〜、ボールペンでぐちゃぐちゃーってして、なかったことにしちゃったんです。
もう、スゴいよね。
リストを裏から見ると確かに透けて書いてあるのがわかるので、言い逃れはできませんよ。
日本で社会人経験のあるワタクシからすると、お客様からのリクエストをなかったことにするって
ありえないんすけどぉ〜。
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
あんまり言うとイカンけど、彼女たちの民族ってチェックアウトした部屋なのにシーツ変えなかったり(前の人が使っていたシーツ使っちゃうって事です)備品が壊れてても足りなくても知らんぷりして清掃終了〜!にしちゃう。
まあ上司が部屋チェックしてるからバレるんですけど、平然といい加減なことやる。
その根性がどこから来るのか知りたいわ。
仕事に一生懸命じゃなくて怠けることに一生懸命になる姿は、もはやアッパレです。
だけど、、、、
重いゴミ袋持ってヨタヨタしてたら助けてくれたり、可愛いところもあったりして、完全には憎みきれないのは、私がこの民族性に慣れてしまったからですかね(^_^;)
結局、彼女は「始末書」となり、副支配人まで出てきての大説教でこの騒ぎは幕を閉じました。
さて、始末書を書かされた御本人、出勤してますよ。
出勤日に来るのではなく、お金が欲しい時だけ来るという自由出勤ですけど。