ちょこっと、「カード詐欺集団から電話を頂きました」 | ちょこっと、つぶやいてよろしいでしょうか。

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海外生活28年、現地でのオモロ苦労話や、時々する旅話をつぶやいています。

3月中旬、だんだん夏が終わっていきます、ニュージーランドです。

 

 

 

お休みなので朝からYoutubeなんぞ見ながらのんびりしていたら、携帯が鳴りました。

 

週末にツアーガイドのお仕事があるので、その打ち合わせかな〜と思って出ると、音声ガイダンスで

 

「あなたのカードが不正に使われました、アマゾンギフトカード1300ドル(などなど使われた先と金額が続く)この支払いに身に覚えがないなら1を、あるなら2を押して下さい」

 

ぎゃ〜!!!

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

 

覚えないっ!!!!!

 

 

1を押すと、しばらくしてかなり訛った英語でなにやら言われ始めました。

 

心臓バクバク

゚(゚´ω`゚)゚。ピー

 

 

「あなたのカードを止めるので質問に答えて下さい」とな。

 

詐欺団がこの台詞に辿り着くまで10分くらいかかりました。

 

 

 

同じことを早口のインド訛り英語で繰り返すだけなので、全く理解出来ません。

 

しかも、カード利用されているという品目がだんだん増えていくのです。

最初は800ドルと1300ドルだけだったのに(数字は聞き取れる)600ドルのタウランガ(NZの地名)のお店やら最終的には13000ドルの何か(聞き取れない)までいきました。

 

何度も「ゆっくり話して下さい」と伝えるのですが、その速度は落ちず、品目だけが増えていく。

 

「あなたの銀行のナントカ(聞き取れなかった)係にこの電話を転送します(だったかな?)」

 

と、しばし待たされ、なぜか同じ人が出て

 

「ではカードを止める手続きをします」

 

質問に答えて下さい、、、となりました。

 

 

 

「あなたはカード明細の確認を普段何でしていますか?コンピューター?携帯?」

 

ちと、これは怪しい、、、とやっと気がついて、自分の明細を確認したらなにも引き落とされていません。

 

そこで「あなた詐欺じゃない?」と言ってみました。

 

遠くの方から男性と女性の母国語らしき会話が聞こえてきます。

 

「いいえ、あなたを助けたいのです、カードを止めないと口座から00と00と00(述べ述べ早口でアマゾンギフトカードだの、ショップの買い物だの羅列されていきます)が引き落とされます」

 

私「本当に詐欺じゃないの?詐欺だよね?」

 

詐欺「いいえ、あなたを助けたいのですカードを止めないと、、、(の繰り返し)」

 

私「一旦電話を切って、メインバンクにかけたいんですけど」

 

詐欺「大切なのはこの電話を切らない事です。切るとお金が引き落とされます。」

 

で、その後何も答えず無言のままずっと通話しっぱなしにしておきました。

切ったらお金が引き落とされちゃうから。

 

その間銀行口座を確認すると、まだ引き落としはされていないようです。

 

しばらくして電話は向こうから切れました。

 

すぐ銀行に電話すると「1押したの?」と。

 

よくある手口みたいでした。

 

こういう電話があったら、何も言わず一旦切って銀行に自分でかけ直すくらいしか対応策はないそうです。

 

もう心臓バクバクで、手は震えるし、のんびりした休日が台無しですよっ!

 

ホント、なにやらよくわからない世の中になってきましたね〜。