8月下旬、冬もそろそろ終わりかな〜ニュージーランドです。
私はオークランドのホテルでハウスキーピングとして働いてます。
パブリックエリアの清掃が主ですが、忙しい時はお部屋係として駆り出されます。
私が担当するのは連泊されているゲストのお部屋。
中にはえげつないほど汚い部屋もあれば、感動するほどキレイなままのお部屋もあります。
今回は、ホテル清掃員が思わず惚れてしまうお部屋の使い方をご紹介します。
(あくまで個人の感想と、同僚たちの意見です)
ベッドの端っこだけペロっとめくれている。
ゲストの中にはある程度ベッドを整えて外出される方がいらっしゃいます。
ありがたいのですが、やはりプロからみるとイマイチな整え方。
それを直すのも、なんだか「あなたの技術はまだまだですよ〜」と言っているような気がして躊躇します。
ぐっちゃぐちゃなのも困り果てますが、ベッドの上のものはすべてどけてペロっとめくって下さっていると直すことができます。
(私は連泊されているゲストのお部屋清掃なのでペロっがありがたいですが、チェックアウトの際には、どうせすぐに剥がしてしまうのでなーんにも気にせずご退室下さい。)
でも、まだ、これでは惚れません。
カップにお水を入れてくれている。
ありがたい!!これだけで本当にありがたい。
コーヒーとかとくに紅茶の色素ってどれだけこすっても取れにくいんですよ〜。
中には洗ってくださる方もいるんですけど、どうせ洗い直すのだからお水を入れておいてくれるのが一番感謝です。
だけど、まだ、惚れるまではいかない。
タオルがバスルームの床にドサっと落ちている
はいっ、好き〜。
(*˘︶˘*).。.:*♡
多くのホテルはタオルを変えて欲しいときは床に落としておく、という案内がされていると思うんですが、私たちは清掃時そのタオルを蹴り出します。
だから、畳んで床に置いてあったりすると重いしコントロールが効かない。
さらに、、、日本の方に多いんですがバスタブに入れられると最悪!
腰をかがめてタオルを拾い、どこを拭いたかもわからん濡れた部分が手袋してない腕とかにつくわけです。
バスルームの床に落ちていれば、タオルを蹴り出し手袋している手で掴みランドリーバックに入れて終わり。
バスルームって部屋の入り口にあることが多いので、ひと蹴りでいけるっ!
ハウスキーピングさんたちの体にも心にも優しいタオル交換が出来るのです。
本日、もしやこのゲストは同業者なのでは?と思えるような、完全に惚れるお部屋がありました。
ベッドを直したりカップを洗って下さっても、どうせコチラでやり直すのですからありがたいとも思いません。
それより、そんなお時間があるのなら一秒でも早く外出し、NZの素晴らしい景色を楽しんで下さいっ!!
私は連泊しか担当しませんので、いつもの”推しの動画”にはなりますが、
チェックアウト編はコチラ↓をご参考にっ!
どこの国のどんなホテルでも清掃員は人間だもの、人を喜ばせたい人はぜひ〜。