5月、雨が土砂降っている秋のニュージーランドです。
「JRパスの旅」シリーズ↓にお付き合い頂きありがとうございましたっ!
私がJR PASSに興味を持ったのは、仲良くしている友人ファミリーからの熱烈なおススメがあったからです。
フィリピンから移住してきた一家で、息子さん2人は日本が大好き。
そんな一家はNZのパスポートを取得すると、すぐ日本旅行に行きました。
こんな可愛らしい写真と共に日本の思い出を語ってくれたんですけど、アニメが好きなはずの息子さん2人も、一家で楽しみにしていたディズニーランドへ行ったにもかかわらず、まず飛び出たのはJapan Railwaysの素晴らしさ。
列車の中に忘れ物をしたときの駅員さんの優しい対応。
電車が止まってしまったのに、親切な案内で別の方法で目的地まで行けたこと。
「日本の列車って目的地まで列車が何通りもあるんだよ〜!」となぜかウキウキして話してくれる。
2週間の旅の間、JR PASSでずっとずっと移動し、希望の場所すべてに行きまくれた。
JR PASSを持たずして日本に行くのはアカン!と、おススメしてくれていたのです。
そうか!なんか、分かった気がします。
日本へ旅行に行った人たちの思い出話に必ず出てくるJapan Railways。
そりゃそうだ。
日本の象徴”富士山”を見ている時間より、奈良公園の鹿にカメラを向けている時間より、
JRマークを見ている時間の方が圧倒的に長い。
JR PASSを手に持ち、たえずJRの看板を探し、JRに乗って移動してる。
「Japan Railwaysはとてもオーガナイズされていて、スタッフがものすごく親切だ。」
今回旅してみて、友人たちの言っている意味がわかりました。
車内アナウンスは日本語よりも英語の方がシンプルでとてもわかりやすい。
魔法かと思われるほど時間に正確(これで乗り遅れた友人もいるけど(^_^;)で案内が適切。
日本の人は観光客に物凄く親切。
それが、外国人であればあるほど親切。
過去記事↓にあるように
日本旅行での思い出話はいつも日本の人から受けた親切エピソードで溢れている。
もしかしたら、、、、
石北本線の時の車掌さんも私の切符がJR PASSなのを確認したので、あんなに何度も心配して話しかけてくれていたのかな。
過去記事↓にもしているんですけど、
普段日本に住んでいないから同じ行動が取れなくて結構イタめの視線を浴びることが多いんです。
見た目外国人なら「日本に慣れてないからな」って温かい視線送りますでしょ。
でもね、がっつり日本人だから温かい目線ではないんですよ。
JR PASSなら一発で”日本に慣れてない”認定受けられますもんね。
JR PASSで指定席を予約しにいったみどりの窓口の子も、もう身内か!ってほど親切だったけど、「めったに日本に来ないから」って思って対応してくれていたのかな。
東京から名古屋に向かう新幹線の中でドイツ人カップルに会いました。
JR PASSは指定席を利用出来るのですが席を取らずに乗ってきたようで、座った席に人が来たりしてワサワサやっていたので声をかけ空いているお隣に座ってもらいました。
人が来たら説明すればいいし、車掌さんが来たら相談すればいいと思ったのです。
これから京都、大阪、広島を回って帰るとの事で、3年前日本に留学する予定だったのがコロナで駄目になり、その間に彼女が出来て日本に遊びに来たそうです。
行きたい日本の場所すべてに行ける、JR PASS最高だよ!
3人でなぜかJRパスを持ち「乾杯〜!」したことが昨日のことのように思い出されます。
こんな風に思い切り日本を旅してもらえるのはJR PASSのお陰です。
そして、こんなに安心して心地よく旅できる国は、他にないような気がします。
職場のGMサムが桜の写真を見せてくれました。
4月に日本に行ってきたばかりです。
「シンカンセンからマウント富士を見たよ〜」
桜の写真を見せながら新幹線の話をする(笑)
もう今、ほとんどの人がシンカンセンと言います。
お洒落なスカートを履いていたので褒めたら「日本で買ったの〜」と嬉しそうにしていたフロント係のマディソン。
1月、冬のUSJを楽しんできたポーターのディビット。
隔離施設時代に私の鼻の穴をグリグリしながらトマムスキー場の思い出を話してくれたPCR検査ナース。
日本を旅した人から目をキラキラさせて「また絶対日本に行く!」という言葉を聞くのは本当に嬉しいものです。
海を超えはるばるやってきた旅人に美しい日本を見せてくれるJapan Railways。
沢山の忘れられない思い出を作ってくれるJapan。
ありがとうございます。