タイ航空が関西空港バンコク行きのキャンペーンを張りました。メガキャリアの40,000円台のキャンペーンは私の知る限りコロナ前以来です。LCCも日本人旅行者の需要喚起で沢山のキャンペーンをやっている最中の我慢出来ずのキャンペーン導入でしょう。



タイ航空の広告に魅力は感じるのですが、円安による価格高騰を考えると航空券の購入に躊躇します。さてその円安傾向ですが、日銀の2回に亘る為替介入にもかかわらず、またもや1ドル=160円になりそうです。

 

いくら航空券が安くなっても現地の滞在費が高騰すると焼け石に水です。幸いご飯だけならタイでもまだ安く食べれますが、私のように骨董品を買おうとすると、1バーツ=3円と4円とでは掛け数に大きなインパクト与えます。

 

今の為替相場は私が大学時代から社会人を始めたころにかけて、即ち、40年ぐらい前の水準です。当時は海外旅行もまだお金持ちの人達が行くものであって、当然ながら高価な余暇でした。機内ではゴミみたいな旅行者も無く、ましてや下品な中国人もいないエレガントな時代で、昔の1ドル=160円価値は今のものと全く異なるものです。日本人も裕福な時代でした。



巷では1ドル=200円になると言う経済ナルシスト、いや、アナリストが叫んでいますが、政権と為替の傾向と対策から、増税めがねが退陣、衆議院解散、そして自民党大敗で自民以外による連立政権が出来た場合、その時に円高になった暁には、海外旅行解禁とします。それまでは、耐え難きを耐え、忍び難きを忍びます。