今日は奈良の学園前にある大和文華館でセミナーがあったので拝聴しに行って来ました。

 

館へは難波から近鉄で40分、JR並みに530円もかかります。車だと高速を使えば30分ぐらい、下道で行くと生駒の山を迂回するので50分ぐらいかかります。となると電車を選ぶのが人情でしょう。館の近隣にはランチをするところが無いので、ちょっと早めではあったのですが、学園前の駅前のケンタでQuick Lunchを済ませました。ケンタのチキンバーガーを久しぶりに食べたのですが、値段が高くなりサイズがスモール! 全部、経済音痴の岸田と植田のせいです。

 

 

大和文華館の周りは自然がいっぱいでそれらが館の庭園になっています。

 

 

 

この時季は、紫陽花が開花し出していました。自然満載は油断をすると、蚊の襲撃に遭います。さっさと撮影をして館内へ!

 

セミナー開催まで、展示物を確認。

 

撮影禁止の立て札が無くなっていました。これは撮影可? と思ったのですが、周りの人たちに撮影の動き無し。ところが微かにシャッター音が聞こえて来ました。まあ、注意されたらその時はその時と思い、シャッター音を消せるアプリを使って、撮影開始! 展示を2巡したのですが、誰も撮影に注意をして来なかったので、概ねのアイテムの写真を入手出来ました。コレはかなり勉強になりそうです。セミナーを聞かなくても良いかも?(笑)私的には、アイテムの真贋の目利きの勉強が出来ればそれでOKです。

 

 

さて14時からお目当てのセミナーです。1時間前に整理券が配布され開始20分前に講堂に入ります。一番前が空いていたので遠慮なくスクリーンのど真ん前に陣取りました。従って居眠りが出来ない!(笑)

 

 

 

中国を黄河と長江の間に流れている淮河を挟んで北と南に分け、北は白磁、南は青磁と位置付け、其々の窯で焼成された古陶磁の説明がありました。単純に北、南で白磁、青磁の生産地を決め付けるのにはちょっと抵抗があります。何故なら、北には青磁の女王とも言うべき汝窯、そして耀州窯、鈞窯があるからです。

 

説明は文献と照らし合わせながらでしたので、展示されているアイテムの作陶された当時の描写が想像出来ました。大陸は大きい!そして米文化。田園、山水、そして古人の思いが伝わって来ます。

 

説明の後、質問の時間が無かったので講堂を後にし、もう一度、説明を思い出しながら展示物をチェック。そう言えば、アナウンスでマスク着用と言われたのでマスクを着用したのですが、大半がマスクをしていませんでした。って言うか、マスクの強制ってダメだったような。。。アナウンスはアウトでしょう!

 

図録は大したものが無かったので、16時、館を出ました。 本当は展示物の写真をアップしたいのですが、撮影可能かどうか分からないので、ブログへのアップはやめときます。