このお正月休みを利用して記憶を呼び起こしながら、年末に行って購入した静嘉堂文庫美術館、出光美術館の図録をチェックしました。
 
出光美術館の図録は青磁総揃えの展示も見事でしたが、図録も写真の写りが良く、解説も時代の時系列に沿って手短でよく理解出来ます。あと陶磁器の底面の写真があって良い教材にもなります。
 
静嘉堂文庫美術館の図録は、所蔵数の差でちょっと薄っぺらい感があって厚手のカバーがそれを補っている感じです。あと、訂正文が添えられていたのですが、間違いとその訂正が多すぎでした。校正の時間が無かったのでしょうね。しかし解説は蘊蓄も無く読み易い。これも良い参考書になると思います。こちらも陶磁器の底面の写真有りが売り文句でしたが、出光の方が写りが良い感じです。
 
価格ですが静嘉堂文庫美術館の図録は2,800円、出光美術館の図録は2,200円で、静嘉堂文庫の方がちょっと損した感じです。500円の差は曜変天目でしょうかね?(笑)
 
出光で図録を購入した時、当時、雨が降るか降らないかの時で、図録が雨に濡れるのを防ぐ為にビニールの袋の封を確りとする為にセロファンテープをキャッシャーで借りようとしたら、もう一枚、ビニール袋を貰えてめっちゃ嬉しかったです。一方、静嘉堂文庫では、愛想無しのビニール袋は有料の一言! 静嘉堂文庫は残念なことが多かったなぁ〜〜〜