北野天満宮の骨董市で出会った宗胡録の小皿です。

 

 

 

 

 

スコータイ窯の第3期の大量生産期の物で、小皿は壊れやすいことから完品で残ることが難しいのか、第3期と言ってもかなりのレアな部類になります。私も小皿を見るのはかなりのお久しぶりでした。今回、Tさんのところに二つの斑文の小皿とこの太陽文の小皿がありましたが、私の眼に真っ先に飛び込んで来たのが、この太陽文の小皿でした。

 

スコータイ窯の鉄絵ものは、結構、巧妙な直しがありますので、ルーペで良く良くチェックすることが肝要です。特に問題無しと分かり、お値段もお手頃価格だったのでそのまま買わしてもらおうと思ったんですが、私の一声に先んじて少しだけ勉強してもらえました。

 

最近、眼が老いたのがつくづく感じることがあり、家に帰って再度の直しチェックをブラックライトを当てて確認しました。直しが無いことを確認! めでたし、めでたしです(笑)

 

サイズ  直径12.5cm 高さ4.8cm 高台径6.1cm